- 28歳の男性。1か月前から1日6、7行の粘血便が出現し来院した。4か月前から頻回の軟便がある。回盲部から右側腹部にかけて圧痛を認める。血液所見:赤血球389万、Hb11.5g/dl、白血球9,600、血小板39万。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.5g/dl、AST25単位、ALT22単位、LDH360単位(基準176~353)。CRP5.6mg/dl。注腸造影写真を以下に示す。
- この患者で吸収障害が予想されるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A027]←[国試_100]→[100A029]
★リンクテーブル★
[★]
- 72歳の女性。左側腹部痛と下血とを主訴に来院した。3日前から便秘が続いていた。今朝、突然左側腹部痛が出現し、その後に血便を認めた。高血圧を指摘されているが、降圧薬は服用していない。意識は清明。体温36.9℃。脈拍96/分、整。血圧150/96mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。左側腹部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。血液所見:赤血球390万、Hb12.5g/dl、Ht38%、白血球9,800、血小板20万。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST20単位、ALT15単位、LDH360単位(基準176~353)、アミラーゼ178単位(基準37~160)。CRP0.6mg/dl。
- 画像検査所見として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A026]←[国試_100]→[100A028]
[★]
- 42歳の男性。人間ドックの腹部超音波検査で肝に腫瘤性病変を指摘され来院した。身体所見に異常はなく、血液所見と血清生化学所見とに異常を認めない。腹部ダイナミックCTを以下に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A028]←[国試_100]→[100A030]