- 36歳の男性。心窩部痛を主訴に来院した。10年前から十二指腸の再発を繰り返している。夜遅くまで残業することが多く、食事も不規則になることが多い。喫煙60本/日を15年間。2週前から会社の決算期にあたり毎晩遅くまで仕事をしていたところ、心窩部痛が強くなった。血液所見:赤血球454万、Hb13.4g/dl、白血球7,800。血清生化学所見:尿素窒素14mg/dl、クレアチニン1.1mg/dl。13C尿素呼気試験陰性。対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- a. 禁煙の指導
- b. 絶食の指示
- c. 酸分泌抑制薬の投与
- d. 非ステロイド性抗炎症薬の投与
- e. ヘリコバクター・ピロリの除菌
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 72歳の女性。左側腹部痛と下血とを主訴に来院した。3日前から便秘が続いていた。今朝、突然左側腹部痛が出現し、その後に血便を認めた。高血圧を指摘されているが、降圧薬は服用していない。意識は清明。体温36.9℃。脈拍96/分、整。血圧150/96mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。左側腹部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。血液所見:赤血球390万、Hb12.5g/dl、Ht38%、白血球9,800、血小板20万。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST20単位、ALT15単位、LDH360単位(基準176~353)、アミラーゼ178単位(基準37~160)。CRP0.6mg/dl。
- 画像検査所見として最も考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 3か月の乳児。哺乳力低下を主訴に来院した。意識は清明。身長62cm、体重5.5kg。第4肋間胸骨左縁に3/6度の収縮期雑音を聴取し、II音肺動脈成分は亢進している。血液所見:赤血球385万、Hb11.3g/dl、Ht34%、白血球8,900。心臓カテーテル検査所見:肺動脈圧52mmHg、右室圧52mmHg、左室圧75mmHg、Qp/Qs3.7、肺血管抵抗1.8単位、左室拡張終期容積(正常値比)201%。心電図を以下に示す。診断はどれか。
[正答]
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