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- dietary iron
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- 食事性鉄、食品中鉄
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Japanese Journal
- ラットにおける低タンパク質条件下での食餌性鉄過剰負荷による影響‐2‐
- 瀬堀 理生,渡邊 百合香,小西 和佳子,土屋 展子,濱嶋 藍里,堀篭 由希,水橋 美保,佐々木 啓,堀本 政夫
- 日本毒性学会学術年会 40.1(0), 2002095, 2013
- 我々は,タンパク質不足の状況下で補給・補完を目的とした栄養機能食品の成分や鉄欠乏性貧血の治療剤として用いられている鉄剤を過剰摂取した場合におよぼす鉄の影響について検討を行っている。昨年の本学会学術年会において,低タンパク質・コレステロール添加飼料(カゼイン13%,コレステロール0.25%,以下,LP食)にフマル酸第一鉄を2.5%添加し,雄ラットに90日間給与したところ,6例中5例が試験52~81日 …
- NAID 130004676688
- ラットにおける低タンパク質飼育条件下での食餌性鉄過剰負荷の影響
- 瀬堀 理生,勝亦 宏晃,村田 悠人,堀本 政夫
- 日本毒性学会学術年会 39.1(0), P-42, 2012
- 鉄は補給・補完を目的とした栄養機能食品の成分や鉄欠乏性貧血の治療剤としても認められているが、過剰に摂取すると生体膜における過酸化脂質の生成が促進され、組織の機能障害を引きおこすことが報告されている。近年、ファーストフードの普及やダイエット志向により鉄摂取量の不足とともにタンパク質の摂取不足につながる可能性が指摘されているが、このようにタンパク質不足の状況下で貧血改善のための鉄サプリメントを過剰摂取 …
- NAID 130005008883
- 食餌性鉄や亜鉛の有効利用性に対するフィチン酸あるいはシュウ酸の作用
- 近藤 博信,横江 千香子
- 金城学院大学論集. 家政学編 31, 23-30, 1992-03-20
- Influence of phytic acid on the bioavailability of iron was studied. Semi-purified diets including mainly iron as ferrous citrate in minimum requirement level, supplemented with or without 1% of sodiu …
- NAID 110000062166
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- 鉄欠乏性貧血の食事 貧血とは 簡単にいうと、血液中の赤血球または赤血球中のヘモグロビンが減少した状態のことです。ヘモグロビンは肺から酸素をうけとり体中に運んでいるので、貧血になると体中に酸素が行き渡らなくなり、体 ...
- 東京都病院経営本部の公式ホームページ。食事療法についてのポイント、献立例、日常生活の注意などのご紹介です。 ... 食事療法のポイント ここでは鉄欠乏性貧血の食事療法についてお示しします。 貧血の食事療法も1日3食、栄養の ...
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- iron Fe
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- scissors
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- ヘモグロビン、赤血球、血清鉄、iron salts
概念
- ヘモグロビン、ミオグロビン、およびペルオキシダーゼなどの正常な働きのために必須の元素である。ヒトは一日10-15mgの鉄を摂取しており、そのうちわずか1mgが小腸で吸収される。主に十二指腸でFe2+の形で吸収されるので、胃酸、ビタミンC、クエン酸などによりFe3+→Fe2+になっていると吸収の効率が高まる。生体内には4gの鉄が存在しており、その2/3がヘム鉄(2.5g)(ほぼヘモグロビン鉄、一部ミオグロビン鉄)で存在し、残りのほとんど(1g)は貯蔵鉄(網内系の中。フェリチン・ヘモジデリンとして)として組織に貯蔵される。鉄は受動的に1mgが主に消化管から失われ、その他皮膚、尿路からも失われる。
基準値
- →血清鉄
鉄の体内分布(SP.499)
鉄の収支 (SPC.280)
- 糞、汗、脱落皮膚:1mg/day
- 月経中の女性:30mg/月経期間中
- 妊娠中:500mg/満期まで
- 月経中の女性:1.4mg/day
- 妊娠中:5-6mg/day
- 男性:0.5-1.0mg/day
-
- うち0.9mg程度しか吸収されない
鉄の吸収 (詳しくは図:SP.500)
- 十二指腸で良く吸収される。 (吸収部位:十二指腸、空腸上部(LAB.579))
- Fe2+は水溶性、Fe3+は難溶性なので、Fe2+であるほうが吸収されやすい。また、ヘム鉄、アミノ酸鉄などキレート状の鉄は吸収が容易である(SP.499)
- 鉄は摂取量の10%しか吸収されない。腸上皮中ではフェリチンと結合して存在するが、フェリチンが飽和するとそれ以上取り込まない。腸上皮のフェリチンは血清中のトランスフェリンに鉄を渡すが、トランスフェリンが飽和するとそれ以上鉄を渡せなくなる。鉄が飽和した状態の腸上皮はやがて脱落する。これで、必要以上の鉄が吸収されないように厳密に制御されている(←過剰の鉄は生体内でフリーラジカルを産生する反応を触媒するので危険)。ビタミンCは鉄の吸収を促進し、肉に含まれるヘム鉄は食物中の無機鉄より効率よく吸収される。またアルコールやフルクトースは鉄の吸収を促進するが、カルシウムは鉄の吸収を阻害する。(HBC.486)
QB.A-366
- 鉄の吸収には胃酸の分泌、十二指腸からの吸収が必要。胃全摘が施行された場合には、胃酸の分泌減少と、Billroth II法が施行された場合には食物が十二指腸を通過せず鉄の吸収が障害される。
治療薬
臨床関連
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- dietary、alimentary
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- 栄養補給、消化、食事性、食物由来、食物性、食事由来
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- diet、dietetic
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- 食事、食事制限、ダイエット