茵蔯蒿湯
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- 2012年6月4日 ... 茵蔯蒿湯 (いんちんこうとう) の続編である。 前回は皮膚病関連のお話が中心であった が、今回は消化器系に関連するお話である。 中医学的には「肝胆湿熱」に適応する方剤 であるが、消化器系でしばしば応用して有用であるのは、当然のこと ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
オースギ茵ちん蒿湯エキスG
組成
- 本剤は1日量3.0g中、下記生薬より抽出した水製乾燥エキス(茵ちん蒿湯エキス)1.3gを含有する。
日局インチンコウ 4g
日局サンシシ 3g
日局ダイオウ 1g
添加物として、乳糖、トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウムを含有する。
効能または効果
- 口渇があり、尿量少なく、便秘するものの次の諸症:じんましん、口内炎
- 通常、成人1日3.0gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]*著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢等があらわれるおそれがある。]*著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
重大な副作用
肝機能障害、黄疸
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
[★]
- 日
- いんちんこうとう
- 同
- (添付文書)茵ちん蒿湯
- 生薬:茵蔯蒿、山梔子、大黄
- 陽明病・水滞型
- 実証
- 比較的体力のある人で、上腹部より胸部にかけての膨満感、不快感を訴え、悪心、便秘を伴う場合に用いる 1)黄疸のある場合 2)口渇、尿量減少、皮膚そう痒感等を伴う場合
- 口渇があり、尿量少なく、便秘するものの次の諸症:じんましん、口内炎