防風通聖散
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テイコク防風通聖散エキス顆粒
組成
日局トウキ 1.2g
日局シャクヤク 1.2g
日局センキュウ 1.2g
日局サンシシ 1.2g
日局レンギョウ 1.2g
日局ハッカ 1.2g
日局ショウキョウ 0.4g
日局ケイガイ 1.2g
日局ボウフウ 1.2g
日局マオウ 1.2g
日局ダイオウ 1.5g
硫酸ナトリウム 1.5g
日局ビャクジュツ 2.0g
日局キキョウ 2.0g
日局オウゴン 2.0g
日局カンゾウ 2.0g
日局セッコウ 2.0g
日局カッセキ 3.0g
上記の混合生薬より製した水製乾燥エキス3.04gを含有する。
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
効能または効果
- 腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)、肥満症、むくみ、便秘
- 通常成人1日3回、1回2.5gを食前に経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
- 胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、軟便、下痢等があらわれることがある。]
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
- 病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
- 発汗傾向の著しい患者[発汗過多、全身脱力感等があらわれるおそれがある。]
- 狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
- 重症高血圧症の患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
- 高度の腎障害のある患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
- 排尿障害のある患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
- 甲状腺機能亢進症の患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
間質性肺炎:
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また、発熱、咳嗽、呼吸困難等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
偽アルドステロン症:
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパシー:
- 低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸:
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐P 、γ‐GTPの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
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- うつ病、低下、抑圧、抑欝、抑制、うつ状態、鬱、鬱病、抑うつ、抑うつ状態