| 主な受容体 | 卵胞期における働き | |
| 莢膜細胞 | LH受容体 | ・LHの刺激によりコレステロールからアンドロゲンを産生 |
| 顆粒膜細胞 | FSH受容体 | ・アクチビンは未熟な顆粒膜細胞でFSH受容体と結合し、卵胞をゴナドトロピン依存性の一次卵胞にする ・FSHによりアロマターゼ(P450arom)が誘導され、アンドロゲンからエストロゲンを産生 ・エストロゲンは顆粒膜細胞自身に作用してFSH受容体を増加させる ・インヒビンを産生して下垂体を抑制しFSHの産生を減らし、主席卵胞を選抜する。 |
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. Red blood cell membrane: Structure and dynamicsred blood cell membrane structure and dynamics [show details]
- 2. Burr 細胞、有棘赤血球、標的細胞：赤血球膜の障害burr cells acanthocytes and target cells disorders of red blood cell membrane [show details]
- 3. 赤血球表面抗原および細胞骨格蛋白質の異常によるマラリアに対する防御protection against malaria by abnormalities in red cell surface antigens and cytoskeletal proteins [show details]
- 4. 血液-血液透析膜の相互作用に関与する生化学的機序biochemical mechanisms involved in blood hemodialysis membrane interactions [show details]
- 5. 膵β細胞の機能pancreatic beta cell function [show details]
Japanese Journal
- 症例報告 高アンドロゲン血症を呈した閉経後の間質性莢膜細胞過形成の1例
- 東京産科婦人科学会会誌 66(1), 75-80, 2017-01
- NAID 40021088284
- 卵胞発育と卵子・顆粒膜細胞・莢膜細胞の相互応答 (今月の臨床 卵胞発育を理解する : 知っておくべき基礎知識) -- (卵胞発育の生理)
- 臨床婦人科産科 70(12), 1104-1108, 2016-12
- NAID 40021014571
- 72. 肉用鶏の腹腔内における顆粒膜細胞腫
- 鶏病研究会報 50(4), 255, 2015-02
- NAID 120005768753
- in vitroで分化したマウス胎仔卵巣における網羅的遺伝子発現解析
- 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108(0), OR2-9-OR2-9, 2015
- NAID 130005492063
Related Links
- 卵母細胞と（前）顆粒膜細胞、莢膜（きょうまく）細胞からなる構造を卵胞と呼ぶ。原始卵胞は休眠状態の卵胞を指し、活性化すると発育卵胞（一次卵胞、二次卵胞）へと変化する。活性化後は休眠状態に戻ることはできず、卵子と ...
- 莢膜細胞層におけるLHの作用は複雑で、排卵前と後で振る舞いが変わります。 排卵前は青矢印の通りで、どんどんテストステロン産生の方向に進むのですが、排卵後は打って変わってP450c17を抑制するようになります。
- 莢膜細胞 (theca cell) 卵胞を構成する細胞のひとつ。女性ホルモンの産生を行う。ライディッヒ細胞と同様に機能の異なる複数の細胞集団から構成されることが示唆されている。また、黄体形成ホルモンの受容体を持つ。卵胞および黄体の主要構成細胞である顆粒膜細胞と莢膜細胞は、卵胞発育 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
| 拡張検索 | 「莢膜細胞腫」「内莢膜細胞」「外莢膜細胞層」 |
| 関連記事 | 「莢膜」「細胞」 |
「莢膜細胞腫」
- 英
- theca cell tumor, thecoma
- 同
- 莢膜腫瘍？、卵胞膜細胞腫、卵胞膜細胞性黄色線維腫 xanthofibroma thecacellulare、黄体化卵胞膜細胞腫 luteinized thecoma、卵胞膜黄体細胞腫 thecalutein cell tumor、テコーマ
- 関
- 卵巣腫瘍
概念
- エストロゲンを産生 → 不正性器出血
病因
疫学
遺伝形式
病変形成＆病理
症状
診断
検査
治療
予後
予防
「内莢膜細胞」
- 卵胞を囲む莢膜のうち内側に位置するもの。
- 顆粒膜細胞で産生されるエストロゲンの材料となるアンドロゲンを産生する。
「外莢膜細胞層」
「莢膜」
- 英
- capsule
- 関
機能
- 食細胞による貪食をのがれる
莢膜を有する病原体
莢膜を有する病原体(First Aid 2006 p.137)
- SHNK
- Streptococcus pneumoniae (pneumococcus) ：gram-positive
- Haemophilus influenzae (especially B serotype) ：gram-negative
- Neisseria meningitidis (meningococcus) ：gram-negative
- Klebsiella pneumoniae ：gram-negative
検査
- Positive quellung reaction
- if encapsulated bug is present, capsule swells when specific anticapsular antisera are added.