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Japanese Journal
- 症例報告 創部での用手的誘導による経口気管挿管で気道確保に成功した穿通性頸部損傷の1例
- 救急医学 = The Japanese journal of acute medicine 38(9), 1108-1110, 2014-09
- NAID 40020206635
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- :5.3 挿管に必要な薬剤について: 5. 気道確保の方法: 5.1 正常な気道にはさまざまな長所がある 目次 5.2.1 気道の開通の確保が気管内挿管の目的 5.2.1.1 気道の閉塞は、気管内挿管の適応 5.2.2 挿管経路は経口、経鼻、気管切開の3つが ...
- 適応 酸素化を十分にできないとき 換気が十分にできないとき 気道確保、誤嚥防止が必要な状況 既存の病態により、挿管の必要な場合 禁忌 蘇生拒否(DNR)や挿管拒否(DNI) 気管断裂 挿管困難(相対的) 必要物品 標準予防措置 ...
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- 次の文を読み、42、43の問いに答えよ。
- 68歳の女性。意識障害と右上下肢の麻痺のため救急車で搬入された。
- 現病歴:3年前から高血圧症と心房細動に対して降圧薬と抗凝固薬との内服治療を受けていた。夕方、夫との買い物の途中で右手に力が入らなくなり、右足の動きも悪くなった。帰宅後、玄関先に倒れ込んでしまい意識もはっきりしない様子であったため、夫が救急車を要請した。
- 既往歴:7歳時に急性糸球体腎炎で入院。
- 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:父親が高血圧症で治療歴あり。
- 現症:意識レベルはGCS9(E3V2M4)。身長 158cm、体重 54kg。体温 35.8℃。心拍数 68/分、不整。血圧 192/88mmHg。呼吸数 10/分。SpO2 97%(鼻カニューラ4L/分酸素投与下)。頸静脈の怒張を認めない。心音は心尖部を最強点とするⅡ/Ⅵの収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。右上下肢に弛緩性麻痺を認める。
- 検査所見:血液所見:赤血球 398万、Hb 10.2g/dL、Ht 34%、白血球 8,800、血小板 22万、PT-INR 2.1(基準 0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、AST 18U/L、ALT 12U/L、尿素窒素 22mg/dL、クレアチニン 1.2mg/dL、Na 138mEq/L、K 4.8mEq/L、Cl 109mEq/L。頭部CTで左被殻に広範な高吸収域を認める。
- CT撮影を終え処置室に戻ってきたところ、呼吸状態が悪化した。舌根沈下が強く、用手気道確保を行ったがSpO2の改善がみられなかった。
- この患者にまず行う気道管理として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112E041]←[国試_112]→[112E043]
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- 次の文を読み、 64~ 66の問いに答えよ。
- 65歳の男性。頭部挫創を主訴に来院した。
- 現病歴:飲酒後、家の階段の下で倒れているところを帰宅した家族に発見された。頭部に挫創を認めたため家族に付き添われて受診した。
- 既往歴:心房細動のためワルファリン内服中。
- 生活歴:定年退職後無職。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:アルコール臭があるが意識は清明。ただし、本人は受傷時のことは覚えていない。脈拍 80/分、不整。血圧 150/90 mmHg。呼吸数 24/分。頭頂部やや後方に 3 cmの挫創があり出血を認めた。身体の他の部位に創傷は認められなかった。検査所見:頭部 CTでは頭蓋骨骨折は認められず、後頭蓋窩にごくわずかな硬膜下血腫が認められた。
- この患者における頭蓋内病変の重症化を予測する上で、最も注意すべきなのはどれか。
- 挫創からの出血に対する止血や縫合に難渋していたところ、患者が突然嘔吐した。その後、呼びかけにも痛み刺激にも反応しなくなった。急いで再度頭部 CTを撮影しようと CT室に搬送し、撮影台に移乗し頭部を固定したところ呼吸が止まった。頸動脈は触知できた。
- 急変後、 2回目の CTの撮影に行く前にすべきであった処置はどれか。2つ選べ。
- a 吐物を吸引する。
- b 大量輸液を行う。
- c 制吐薬を投与する。
- d 経口気管挿管を行う。
- e リザーバー付マスクで酸素を投与する。
[正答]
※国試ナビ4※ [108G064]←[国試_108]→[108G066]
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[正答]
※国試ナビ4※ [108B027]←[国試_108]→[108B029]
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- 英
- trachea (Z), tracheal tube
- ラ
- trachea
- 関
- 気管支、気管支の分岐、肺
解剖
- 長さ12cm、直径2cm (HIS.298)。
- C6椎体-T5椎体 / C6椎体の下部より始まりT4-T5椎体で左右の気管支に分かれる。)
- 喉頭の輪状軟骨の直下から始まり主気管支が分岐するところに終わる。 (HIS.298)
粘膜
- a. 杯細胞 goblet cell 30% 粘液物質の分泌 ムチンmucin
- b. 線毛細胞 ciliated cell 30% 核は基底部に存在 線毛と微絨毛
- c. 基底細胞 basal cell 30% 丈の低い細胞、未分化細胞
- d. その他 刷子細胞、漿液細胞、DNES細胞 など
- 2. 粘膜固有層 疎性結合組織 膠原線維、弾性線維、気管腺(混合腺)
- 3. 粘膜下組織 密生結合組織
- 4. 外膜 気管軟骨 馬蹄形(C字軟骨)後方に開いている。10-12個
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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- 英
- endotracheal intubation, tracheal intubation
参考文献
- http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/anes/www/airway/DifficultAirway.html
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- 英
- duct、tube、canal、pipe
- ラ
- ductus、vas、meatus
- 関
- 水路、チューブ、導管、道管、卵管、道
[★]
- 英
- oral、peroral、per os、p.o.
- 関
- 経口的、口頭
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- 英
- intubation、intubate