- 関
- 睡眠段階 sleep stage
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- 睡眠段階1(すいみんだんかいいち) 睡眠開始時-いわゆる寝入りばなで、呼びかければ直ぐに目覚めることができる状態。睡眠途中にも出現する。ウトウトしたまどろみ状態であり、浅い眠りの段階といえる。「寝ている」という実感は ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- sleep stage, sleep stages
- 関
- 睡眠、脳波(β波、α波、θ波、δ波)、レム睡眠、ノンレム睡眠
- first aid step1 2006 p.346
睡眠の深さと脳波 (TP.221,SP.456)
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覚醒期
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α波、β波(低振幅)
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第1期
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入眠期
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α波の振幅が次第に減少し、発生が不連続になる。 代わって低振幅のθ波があらわれる。 θ波(4-8Hz)は前頭部や頭頂部で著名である。 覚醒時にも情緒不安定時に見られる。
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うとうとしている状態で低振幅の徐波が増えてきて それに時々頭頂部を中心に瘤波(hump)と呼ばれる鋭波が混じる
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第2期
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軽睡眠期
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脳波は全体として平坦化し、13-15Hzの紡錘波が現れる
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浅い睡眠層で、あまり振幅の高くない徐波が連続するようになり、 それに12-14Hzの紡錘波が混じったり、 K-complexと言われる群発波が現れたりする。
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Stage1よりθ波が目立つ vertex wave: 頭頂葉に鋭波が出現 sleep sindle: short bursts of 12-16 Hz activity K complex:sleep spindleが重なった高振幅波 眼運動なし、筋緊張若干低下
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第3期
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中程度睡眠期
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4Hz以下の徐波(δ波)が現れるが、紡錘波も残る
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深い睡眠相。高振幅徐波(δ波)が50%より少ない
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第4期
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深睡眠期
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大きな振幅のδ波が記録の50%以上の期間に出現し、紡錘波は消失する。
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深い睡眠相。高振幅徐波(δ波)が50%以上。
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レム睡眠期
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深い睡眠中にもかかわらず脳波は覚醒時の低振幅の速波を示す。 θ波(低振幅)、β波
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覚醒時に似た低振幅の脳波。 覚醒時とは筋電図が消失することで区別される。(筋弛緩) 眼球電図も特徴的な眼球運動を示す。(急速眼球運動(REM) 呼吸、脈拍の不規則変化、血圧上昇
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後頭野で一過性の大きいPGO spikeが出現
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国試
USMLE
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- 英
- sleep
- 関
- 睡眠段階。睡眠障害
- 覚醒と睡眠を定期的に反復している。
- 睡眠は持続的な意識消失と全般的な身体機能の低下状態を伴っている。
- 睡眠にはサーカディアンリズムに従い身体を睡眠状態に導く仕組みと覚醒状態を維持する仕組みが関わっている。
- 夜になるとメラトニンがメラトニン受容体に作用し、身体を活動から急速状態に切り替えることで自然な睡眠を導いている。
- 覚醒状態を保つ仕組みとして、オレキシンという脳内物質がオレキシン受容体に作用することで脳を活動状態に維持している。
- 睡眠時間は新生児は1日約16時間眠り、レム睡眠が睡眠時間の50%以上を占める。
- 生後4ヶ月になるとレム睡眠児間は40%以下になり、レム睡眠量は40%以下となる。
- 睡眠時間は高齢者では短くなり、昼の睡眠が見られるようになる。
[★]
- 英
- step、stage、grade、phase
- 関
- 位相、局面、グレード、時期、ステージ、ステップ、相、程度、類別、段階的に実行する、フェーズ
[★]
- 英
- incidence、occurrence、incidence rate
- 関
- 出現、出来事、発現率、発生、発生率、頻度、発生頻度、発症率
[★]
- 英
- rate
- 関
- 比
- 集団における現象発生の頻度を表す指標。全体に対する部分の割合を示す。
- 値は0~1