冠血流
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Japanese Journal
- 急性前壁心筋梗塞再灌流療法後の左室壁運動改善の予測 : 経胸壁ドブラ心エコー図法を用いた冠動脈血流速波形による検討
- 杉山 祐公,飯塚 卓夫,野池 博文,田端 強志,東丸 貴信
- 日本冠疾患学会雑誌 = Journal of the Japanese Coronary Association 16(2), 118-126, 2010-06-25
- NAID 10026596059
- 経胸壁ドプラ心エコー法によりステント留置後再狭窄の診断を試みた2例
- 牟田 光明,中尾 博子,川越 志保
- Journal of medical ultrasonics = 超音波医学 34, 598, 2007-04-15
- NAID 10019999805
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- 冠動脈は、他の動脈と違い、心臓の収縮期にその血流は減少し、拡張期に血流が 流れる、という性質を持つ。これは、. 心筋収縮により血管が圧迫され循環抵抗が増す こと; 大動脈からのバックラッシュで戻って来た血液が、閉じた大動脈弁に遮られ、 冠動脈に ...
- 2006年1月7日 ... 冠動脈造影では、冠動脈の狭窄、閉塞などの所見のみならず冠動脈の血流の程度も 評価しなければなりません.この血流の評価のためにTIMI分類というものが用いられ...
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- 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
- 58歳の男性。前胸部圧迫感を主訴に来院した。
- 現病歴:午前11時ころ、庭仕事中に頸部に放散する前胸部圧迫感を初めて自覚した。2分以上続き冷汗も出現するため、看護師をしている妻に助けを求めた。居間にいた妻が駆けつけたときに橈骨動脈の拍動は微弱であり、冷汗を伴う前胸部圧迫感も続くため救急車を要請した。午前11時15分に救急車が現場に到着した際、胸部症状はかなり改善していた。直ちに搬送が開始され、午前11時30分に病院に到着したときには症状は完全に消失していた。
- 既往歴:36歳時に十二指腸潰瘍。
- 家族歴:父親が胃癌のため76歳で死亡。
- 生活歴:喫煙は20本/日を38年間。
- 現症:意識は清明。身長 168cm、体重 72kg。体温 36.2℃。脈拍 76/分、整。血圧 122/78mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 100%(マスク4L/分酸素投与下)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。神経学的所見に異常を認めない。
- 検査所見:採血時間:午前11時32分 血液所見:赤血球 455万、Hb 12.8g/dL、Ht 38%、白血球 7,800、血小板 21万、Dダイマー 0.8ng/mL(基準 1.0以下)。血 液生化学所見:総蛋白 7.2g/dL、アルブミン 3.8g/dL、心筋トロポニンT 陰性、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 32IU/L、ALT 28IU/L、LD 222IU/L(基準 176~353)、ALP 352IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 42IU/L(基準 8~50)、アミラーゼ 88IU/L(基準 37~160)、CK 42IU/L(基準 30~140)、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、血糖 98mg/dL、HbA1c 6.2%(基準 4.6~6.2)、Na 138mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 101mEq/L。胸部エックス線写真で心胸郭比 48%、肺野に異常を認めない。心電図(別冊No. 13)を別に示す。続いて行った心エコー検査で左室の前側壁から心尖部にかけて収縮の低下を認めた。
- 予想される病態として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109E066]←[国試_109]→[109E068]
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- 次の文を読み、78~80の問いに答えよ。
- 59歳の男性。激しい前胸部痛と息苦しさのために救急車で搬入された。
- 現病歴:3日前から5分程度のジョギングで前胸部の絞扼感と息苦しさとを自覚していたが、10分程度の休息で症状は消失していた。本日午前6時30分に胸痛と息苦しさが出現し、1時間以上持続するため救急車を要請した。
- 既往歴:5年前から高血圧症で降圧薬を服用している。
- 現症:意識はやや混濁しているが呼びかけには応じる。身長 176cm、体重 82kg。体温 36.6℃。心拍数 114/分、不整。血圧 90/46mmHg。呼吸数 28/分。SpO2 89%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。冷汗を認め、四肢末梢に冷感を認める。心雑音を認めないが、Ⅲ音を聴取する。呼吸音は両側の胸部にcracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 520万、Hb 16.3g/dL、Ht 51%、白血球 15,800、血小板 19万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dL、AST 14U/L、ALT 18U/L、CK 420U/L(基準 30~140)、クレアチニン 1.8mg/dL。心エコー検査で左室拡張末期径は 51mm、壁運動は基部から全周性に低下しており、左室駆出率は 14%であった。心電図(別冊No. 9)を別に示す。
- 救急外来で気管挿管を行った後、冠動脈造影を行う方針とした。カテーテル室に移動して、まず大動脈内バルーンパンピング(IABP)を留置した。
- この患者のIABP管理として誤っているのはどれか。
- a 留置後は抗血栓療法を行う。
- b 冠動脈血流の増加が期待できる。
- c 心収縮期にバルーンを膨張させる。
- d 留置後は下肢虚血の発症に注意する。
- e バルーン先端部が弓部大動脈にかからないようにする。
[正答]
※国試ナビ4※ [112F077]←[国試_112]→[112F079]
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- 英
- coronary blood flow, CBF、coronary flow, CF
- 同
- 冠動脈血流、冠動脈血流量、冠状動脈血流、冠血流量、冠血流
- 関
- 冠灌流圧 coronary perfusion pressure CPP、冠血流予備能、冠状動脈、心臓
[show details]
- HR∝(冠血流)-1 ゆえに、頻脈では酸素供給量が減少する
- 拡張期血圧が低いと十分な冠灌流圧が確保されない。
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- 同
- 冠状動脈
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- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
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- 英
- artery blood (Z), arterial blood
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- 英
- blood flow
- 関
- 血液