アガルシダーゼアルファ
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Japanese Journal
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- 大日本住友製薬の「医療情報サイト」です。大日本住友製薬の「“リプレガル”」の各種 情報を掲載しています。
- 大日本住友製薬は14日、ファブリー病治療薬「リプレガル点滴静注用3・5mg」(一般名 ・遺伝子組み換えアガルシダーゼ アルファ)を発売すると発表した。 米社からの導入品 で、遺伝子活性化技術を用いてヒト培養細胞から産生したアルファ-ガラクトシダーゼ ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リプレガル点滴静注用3.5mg
組成
有効成分
- 1バイアル(3.5mL)中
アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え) 3.5mg
添加物
- 1バイアル(3.5mL)中
塩化ナトリウム 31mg
リン酸二水素ナトリウム一水和物 12mg
ポリソルベート20 0.8mg
pH調節剤 適量
禁忌
- 本剤の成分又はα-ガラクトシダーゼ製剤に対するアナフィラキシーショックの既往歴のある患者〔「重要な基本的注意」の項参照〕
効能または効果
- 本剤はファブリー病と確定診断された患者にのみ使用すること。
- 心臓にのみ病変が認められる亜型のいわゆる心ファブリー病患者での安全性及び有効性は確立していない。
- 通常、アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり0.2mgを隔週、点滴静注する。
投与速度
- 投与速度が速いとinfusion related reactionが発現しやすいので、投与は40分以上かけて行うこと。
希釈方法
- 患者の体重あたりで計算した本剤〔アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として1mg/mLの溶液〕の必要量を用時にバイアルから採取し、100mLの日局生理食塩液に加えて希釈する。
- 本剤は保存中に少量の微粒子を生じることがあるため、本剤投与時には0.2μmのインラインフィルターを通して投与すること。
慎重投与
- 本剤の成分又はα-ガラクトシダーゼ製剤に対する過敏症の既往歴のある患者〔「重要な基本的注意」の項参照〕
重大な副作用
アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- 観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)は、ヒトリソソーム加水分解酵素であり、CTHの末端にα-グリコシド結合したガラクトース残基を切り離す酵素活性を有する。糖たん白質であるアガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)は、その糖鎖のマンノース-6-リン酸残基が細胞表面のマンノース-6-リン酸レセプターに結合することにより細胞内に取り込まれる6) 。
アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)をα-ガラクトシダーゼAノックアウトマウスに投与した時、肝臓、心臓及び腎臓等に分布し、これらの臓器に蓄積したCTHの量が減少した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)
Agalsidase Alfa (Genetical Recombination)
化学名(本質)
- α-ガラクトシダーゼA遺伝子の増幅によってα-ガラクトシダーゼAの発現が増加しているヒト線維肉腫細胞株(HT-1080)由来細胞株により産生される398個のアミノ酸残基(C2029H3080N544O587S27;分子量:45,351.21, 1個又は2個のC末端アミノ酸残基が欠落しているものを含む)からなるサブユニット2つより構成される糖たん白質(分子量:約102,000)
★リンクテーブル★
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