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Japanese Journal
- 胆摘術の際同時施行した肝生検により 胆管過誤腫 (VMC) と診断し得た慢性 C 型肝炎
- 篠崎 瞭,栗藤 克己,高田 紀代子,高山 忠利
- 日大医学雑誌 79(1), 29-33, 2020
- von Meyenburg complex(以下 VMC)は肝内微小過誤腫であるが,臨床上比較的稀である.慢性 C 型肝炎経過観察中の慢性胆嚢炎急性増悪に対して胆嚢摘出術の際,同時に術中肝生検を施行して診断し得た VMCを経験した.症例は 53 歳男性.近医で慢性 C 型肝炎を経過観察されていた.胆嚢および肝組織の病理所見は,慢性胆嚢炎および肝組織は軽度線維化を認め,門脈域に胆管が不整に増生し,散 …
- NAID 130007824945
- 背景肝に胆管過誤腫を併存した胆管内乳頭状腫瘍の1例
- 川本 研一郎,岩下 明徳,植木 敏晴,大塚 雄一郎,簑田 竜平,野間 栄次郎,光安 智子,三上 公治,前川 隆文,田邉 寛
- 胆道 27(1), 100-106, 2013
- <b>要旨:</b>胆管内乳頭状腫瘍(Intraductal papillary neoplasm of the bile duct;IPN-B)は,かつての胆管乳頭腫/胆管乳頭腫症(biliary papilloma/biliary papillomatosis)が含まれ,拡張した肝内胆管内に乳頭状もしくは絨毛状の上皮性腫瘍の増殖を認めることが基準となっている<su …
- NAID 130004545464
- 胆管癌の肝転移との鑑別が困難であった胆管微小過誤腫の1例
- 小林 清二,長佐古 良英,高橋 学,小笠原 和宏,草野 満夫,高橋 達郎
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 73(12), 3255-3259, 2012-12-25
- 症例は59歳の男性で食欲不振,黄疸を主訴に受診した.精査の結果,中部胆管癌と診断され膵頭十二指腸切除術の方針となった.開腹時,肝表面に灰白色調で数mm大の小結節を4個認め,肝転移を疑い生検した.迅速病理組織検査で悪性が疑われたため切除を中止した.しかし永久標本での病理組織検査では胆管性微小過誤腫(von Meyenburg complex)が疑われたため,後日改めて膵頭十二指腸切除術を施行した.胆 …
- NAID 10031171229
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- 胆管性過誤腫 von Meyenburg complexと呼ばれる胆管壁組織の遺残から発生。 胆道系とは交通のない嚢胞病変で線維性間質に囲まれた膿汁胆汁を含む。 他に、microhamartomas,cholangioadenomaなどと呼ばれる。 肝全体にびまん性に ...
- 24:370 <症例報告> 多発肝膿瘍と鑑別を要した胆管過誤腫の1例 則武 秀尚 1)* 影山富士人 竹平 安則1) 山田 正美 吉井 重人 室久 剛 1)吉田 賢一 岩岡 泰志 寺井 智宏 魚谷 貴洋1) 渡邉 晋也 1 )平良 章子 小林 良正2
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- liver tumor, hepatic tumor, hepatic neoplasm, liver neoplasm, tumor of the liver
- 関
- 肝癌、肝臓癌
分類
- SRA.472
-
-
肝細胞癌の鑑別疾患となる良性腫瘍
- SSUR.594
検査
- 超音波エコー:(肝細胞癌)線維性被膜を有する境界明瞭な腫瘤でモザイクパターンを呈する。(転移性肝癌)低エコーの結節病変の中心に高エコーを有するbull's eye signを認める。
参考
- 1. Fat-containing lesions of the liver: radiologic-pathologic correlation.
- Prasad SR, Wang H, Rosas H, Menias CO, Narra VR, Middleton WD, Heiken JP.SourceDepartment of Radiology, University of Texas Health Science Center at San Antonio, USA.
- Radiographics : a review publication of the Radiological Society of North America, Inc.Radiographics.2005 Mar-Apr;25(2):321-31.
- Fat-containing tumors of the liver are a heterogeneous group of tumors with characteristic histologic features, variable biologic profiles, and variable imaging findings. Benign liver lesions that contain fat include focal or geographic fatty change (steatosis), pseudolesions due to postoperative pa
- PMID 15798052
- 脂肪を含む肝腫瘍は画像検査で鑑別診断を狭めることが可能である。
[★]
- 英
- bile duct (Z), biliary tract
- 同
- 胆汁路
- 関
- 肝内胆管、肝外胆管
胆管径
- 腹部超音波テキスト 第1版 p.169
- 胆摘後では肝外胆管が10mm以上になりうる
- 加齢によって太くなる
- 胆嚢炎:8.7±1.7
- 胆石:11±3.3
- 胆嚢切除後:9.5±2.6
- 膵炎:9.8±2.2
- 膵癌:14.0±2.8
- リンパ腫:9.5±2.6
- 十二指腸疾患(十二指腸炎、十二指腸潰瘍、十二指腸瘢痕):8.4±1.0
[★]
- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物
[★]
- 英
- hamartoma
- 関
- 肺過誤腫