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Japanese Journal
- 糖尿病透析患者における『糖尿病眼手帳』の利用ならびに記入状況(第2報) (第25回 日本糖尿病眼学会 原著)
- 大腿骨転子部骨折に骨接合を行った後に誘因なく脱臼を来した1例
- 山下 実砂,佐々木 大,大迫 浩平,冨田 哲也,上田 幸輝,内村 大輝,水城 安尋,萩原 博嗣
- 整形外科と災害外科 66(4), 842-846, 2017
- … 告する.【症例】88歳,女性.自宅で転倒し大腿骨転子部骨折を受傷し当科を受診した.Jensen分類Type 3,中野3DCT分類3Aの骨折型であった.受傷後4日目にshort femoral nailによる骨接合術を行った.術後整復位は福田分類で内方/髄外型,CTで前内側骨皮質コンタクトを認めた.術後は1週免荷とした.大腿骨頚部は最終的に22.4 mm短縮し癒合した.術後1年9か月に誘因なく左股関節痛が出現し当院に紹介され,左股関節後方脱臼 …
- NAID 130006252244
- 顕性腎症の寛解と頸動脈プラークの退縮を認めた2型糖尿病の1例
- 川原 順子,高田 裕之,平岩 善雄
- 糖尿病 55(7), 463-469, 2012-07-30
- … l</i>,血圧210/138 mmHgと無治療の糖尿病と高血圧症であり,全身の浮腫と胸腹水を認めた.血清アルブミン2.7 g/d<i>l</i>, Cr 0.9 mg/d<i>l</i>, LDL-C 197 mg/d<i>l</i>, 1日尿タンパク1.24 g/日,福田分類BII~IIIの糖尿病性網膜症,頸動脈エコーで左内頸動脈の狭窄と,左総頸動脈に厚さ2.5 mmの低エコーのソフトプラークを認めた.アカルボース,ピオグリタゾン,シルニジピン,テルミサルタン,アトロバス …
- NAID 10031123004
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- 新福田分類 Scott分類をもとにいくつかの問題点を修正後,1979 年に福田分類が提唱された1).その後,1988年までに何 回かの改変を経て,1989年に‘新福田分類’が発表され た( 表2) 2). 特徴 ①網膜症を良性と悪性の2群に
- 網膜症の分類(福田分類) 良性糖尿病網膜症 この段階で網膜症の進行を抑えるには、血糖コントロールが重要です。 悪性糖尿病網膜症 通常の内科的治療だけで進行をくい止めることはできず、眼科的な治療 ( 網膜光凝固など)が ...
- 福田分類。良性と悪性に分類され、更に細かく細分化 されています。国際重症度分類。非増殖糖尿病網膜症(non-PDR)が 3段階に分けられています。各分類の比較表。眼底所見に応じて 程度分類が異なります。 Created Date 11/9 ...
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- 英
- diabetic retinopathy, DR
- ラ
- retinopathia diabetica
- 同
- 糖尿病性網膜症
- 関
- 糖尿病、福田分類
[show details]
疫学
- 糖尿病の有病率は740万人(2002年の厚生労働省統計)で、糖尿病網膜症はその30-50%が罹患している。
- 罹病期間が10年以上の糖尿病患者の約50%が何らかの網膜症を有し、全糖尿病患者の少なくとも1%が失明。
- 糖尿病性網膜症は、未治療で経過した場合、7年で50%、20年以上で90%以上が発症する。25年以上では網膜症を有する患者の25%が増殖網膜症となる。
遺伝形式
病変形成&病理 SOP.138
- 細小血管 = 内皮細胞 + 基底膜 + 周皮細胞
- 糖尿病により細小血管が傷害される。
- 1. 基底膜の肥厚と周皮細胞の消失 → 周皮細胞の消失により血管壁は薄くなり、脆弱化が進行する。
- 2. 内皮細胞の増殖 → これにより毛細血管瘤が形成
- 3. 2.がみられるころに、血管網膜関門の破綻により硬性白斑が形成される
- 4. 1-3.により血流障害、血栓形成をきたし血管床閉塞を生じる
病理変化
分類
眼底所見による分類
- SOP.138-139
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- 2. 前増殖網膜症:病変が進行し毛細血管の閉塞が進行している状態
- 新生血管:毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。最初は網膜内で発育。
- 軟性白斑(綿花様白斑):毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。神経線維層の梗塞。網膜神経線維の虚血による軸索の膨化(CBT QB vol2 p.495)。網膜表層は白色の混濁を呈し、境界は硬性白斑よりも不鮮明。
- 火焔状網膜出血、静脈異常、網膜内細小血管異常(IRMA)。(出典不明)
- 3. 増殖網膜症 :血管床の閉塞が拡大し網膜虚血が進行し、網膜硝子体に血管新生を発症したもの
- 新生血管増殖:網膜内から内境界膜を貫き、網膜表面~硝子体に向かって成長していく
- 硝子体出血:新生血管により網膜と後部硝子体膜とが癒着し、この状態で硝子体剥離が生じると、新生血管が牽引され破綻する。
- 増殖膜の形成:
- 牽引性の網膜剥離:硝子体剥離だけでなく、網膜を剥離して牽引性の網膜剥離を生じる。
- 網膜前出血。(出典不明)
David分類
- DMR.200
- 1. 単純糖尿病網膜症 :毛細血管瘤、点状・斑状出血、火焔状出血、少数の軟性白斑
- 2. 増殖前糖尿病網膜症:多発する軟性白斑、網膜内細小血管異常、静脈異常、無灌流域
- 3. 増殖糖尿病網膜症 :新生血管、硝子体出血、線維血管性増殖組織、牽引性網膜剥離 ← 網膜の中ではなく、網膜上の新生血管
参考
- http://www.nmckk.jp/pdf/thesis/JJCD/024/007/JJCD_024_007_1051.pdf
国試
[★]
- 英
- taxonomy, classification