- 英
- rigidity
- 関
WordNet
- the physical property of being stiff and resisting bending (同)rigidness
PrepTutorEJDIC
- 三いこと,硬直 / 厳格;厳密,厳正
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/04/16 09:40:29」(JST)
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固縮(こしゅく、英: rigidity)は、中枢神経障害時に起こる持続的な筋緊張が亢進した状態のこと。硬着、硬縮、硬直、強剛、硬剛などとも呼ぶ。
目次
- 1 用語の使い分け
- 2 種類
- 3 病名
- 4 関連項目
- 5 脚注
- 6 参考文献
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用語の使い分け
英語の rigidity の訳語として、日本神経学会では硬直、強剛、固縮、強直を挙げ、そのうち固縮は電気生理学において筋電図の所見としての痙縮(spasticity) の対義語として、アルファ固縮、ガンマ固縮、脊髄性固縮などの用語に用いるとしている[1]。
関節を受動的に運動させた時に、検者が運動のはじめから終わりまで筋の動きに硬さを認める場合に、固縮(日本神経学会の用語によれば、強剛)があるとされる。痙縮が錐体路障害に伴うのに対し、固縮(強剛)は錐体外路障害に伴う症候である。パーキンソン病における筋緊張亢進に対しても、現在は筋強剛とよぶことになっている[1][2]。しかし以前は強剛にあたる症候を固縮と呼んでいたことがあり、現在でも強剛の意味で固縮の用語が用いられていることも多い。その他、硬直は除脳硬直や項部硬直(髄膜刺激症状のひとつ)などに、また強直は絶対性瞳孔強直の用語に用いる[1]。
種類
病名
関連項目
脚注
- ^ a b c 日本神経学会用語委員会編著『神経学用語集』改訂第3版、文光堂、2008年、pp.20-21、ISBN 9784830615375
- ^ 田崎・斎藤 (2004) p.34
参考文献
- 田崎、斎藤著『ベッドサイドの神経の診かた』改訂16版、南山堂、2004年、ISBN 9784525247164
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 北海道有林における森林管理方針の転換と新しい森林施業の特徴
- 神沼 公三郎
- 北海道大学演習林研究報告= Research Bulletin of the Hokkaido University Forests 68(1), 11-37, 2012-05
- … 主伐の廃止により人工林管理に柔軟性がなくなり、硬直的になっている。 …
- NAID 120004608984
- 中国動態 都市では足りない駐車場 元凶は硬直した土地制度
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- 次の文を読み、63~65の問いに答えよ。
- 63歳の男性。上行結腸癌の経過観察と腹部造影CT検査のため来院した。
- 現病歴:1年前に上行結腸癌に対して右半結腸切除術を受けている。術後の経過観察のため来院し、外来診察、採血検査および腹部造影CT検査を受けた。
- 既往歴:高血圧症に対し内服治療中。薬物アレルギーはない。
- 生活歴:酒店経営。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:父親は心筋梗塞で死亡。母親は膵癌で死亡。
- 検査所見:血液所見:赤血球 309万、Hb 10.4g/dL、Ht 32%、白血球 4,200、血小板 16万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 3.8g/dL、AST 34IU/L、ALT 40IU/L、尿素窒素 21mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、Na 139mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 107mEq/L。
- その後の経過:腹部造影CT検査の直後から、全身の掻痒感と呼吸困難が生じ、声がかすれてきた。
- 症状出現時の現症:意識は清明。体温 36.3℃。脈拍 88/分、整。血圧 80/68mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 92%(room air)。四肢の伸側に膨疹を認める。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音に異常を認めない。胸部全体にwheezesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。
- その後の経過:適切な治療を行い呼吸困難は改善した。腹部造影CTの結果、単発の肝腫瘤を認め転移性肝癌と診断した。肝切除術を行うこととなり、手術の前日に右内頸静脈から中心静脈カテーテルを留置する方針となった。留置処置の当日、局所麻酔後、穿刺を行ったところ鮮紅色の血液の逆流を認めた。穿刺針を抜去したところ同部位が腫脹し始めた。意識は清明。脈拍 72/分、整。SpO2 96%(room air)。呼吸に異常を認めない。
- その後の経過:適切な処置をした後、肝切除術が施行された。3年後、多発性の転移性肝腫瘍が再発した。患者と家族は積極的な治療を望まず、自宅で過ごすことを希望したため訪問診療が開始された。今朝になって患者の意識がなく呼吸が停止している状態であると、家族から連絡があった。昨晩は意識があり、意思疎通可能であったという。担当医として駆けつけたところ、瞳孔は散大固定で、対光反射の消失、心停止および呼吸停止を認め死亡を確認した。
- 認める可能性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110G064]←[国試_110]→[110G066]
[★]
- 同
- 硬直、強剛、固縮、強直
- this type of dysfunction is caused by lesions of the basal ganglia, most commonly the nigrostriatal dopaminergic pathway.
[★]
- 英
- chill、rigor、ague、algid, chills, rigors
- 関
- 硬直、冷やす、冷却、厳密さ、苦しさ、さむけ
[★]
- 英
- rigidity
- 関
- 強剛性、強直、硬直、固縮、困難、硬い、硬質、スキルス
[★]
- 英
- stringency、rigor
- 関
- 悪寒、厳密性、硬直、緊縮性、苦しさ
[★]
- 英
- rigidity
- 関
- 強直、硬性、硬直、固縮
[★]
- 英
- stiff-man syndrome、stiff-person syndrome、stiffman syndrome
- 関
- 全身強直症候群
[★]
- 英
- joint stiffness
- 関
- 関節剛性
-joint stiffness
[★]
- 英
- 同
- 固縮 lead-pipe rigidity
- 関