僧帽弁閉鎖症
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- Massachusetts / mental age
UpToDate Contents
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- 1. 左心低形成症候群 hypoplastic left heart syndrome
- 2. 慢性僧帽弁閉鎖不全症の管理の概要 overview of the management of chronic mitral regurgitation
- 3. 僧帽弁逸脱の定義および診断 definition and diagnosis of mitral valve prolapse
- 4. 僧帽弁逸脱の非不整脈合併症 nonarrhythmic complications of mitral valve prolapse
- 5. 僧帽弁の心エコー評価 echocardiographic evaluation of the mitral valve
Japanese Journal
- 犬僧帽弁閉鎖不全症における左心房圧の実測値に基づいた治療薬の選択 (特集 動物循環器疾患研究の最前線)
- 症例 機能的僧帽弁閉鎖不全を伴った心サルコイドーシスに対する弁置換術の1例
- 佐藤 健,高澤 一平,相澤 啓 [他]
- 胸部外科 = The Japanese journal of thoracic surgery 68(3), 233-236, 2015-03
- NAID 40020369106
- 症例 感染性脳動脈瘤を合併した感染性心内膜炎による僧帽弁閉鎖不全の1例
- 江連 雅彦,金子 達夫,長谷川 豊 [他]
- 胸部外科 = The Japanese journal of thoracic surgery 68(2), 149-152, 2015-02
- NAID 40020333953
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- 僧帽弁閉鎖不全症<循環器の病気>。僧帽弁閉鎖不全症とはどんな病気か 僧帽弁の閉鎖が損なわれ、左心室から大動脈に押し出される(駆出(くしゅつ))べき血液の一部が、再び収縮期に左心房に逆流してしまう状態です。したがって ...
- 国民から親しまれている三笠宮さまが僧帽弁閉鎖不全症という病気にかかられ、心不全が治らず危険な状態になったため7月11日に僧帽弁形成術という心臓手術を受けられました。この病気と手術について解説します。同じ病気をお持ちの方々 ...
- 犬の僧帽弁閉鎖不全症は、マルチーズやヨークシャー・テリアなどの小型犬の、特に老犬に多くみられる心臓病です。おもに乾いた咳や呼吸困難、疲れやすいなどの症状が現れます。 ... いぬのそうぼうべんへいさふぜんしょう(そうぼうべん ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- mitral insufficiency, MI, mitral valve insufficiency, mitral incompetence
- 同
- 僧帽弁逆流症 mitral regurgitation MR
- 僧帽弁閉鎖不全 mitral valve regurgitation
- 関
- 僧帽弁、心臓弁膜症
[show details]
僧帽弁閉鎖不全症 : 約 28,300 件
僧帽弁逆流症 : 約 44,300 件
mitral valve regurgitation : 約 870 件
mitral valve insufficiency : 55 件
疫学
分類
病因
- 僧帽弁は弁尖、弁輪、腱索、乳頭筋が一つの機能単位である(僧帽弁装置、僧帽弁複合体)。このいずれかの機能不全でもMRを生ずる。
- 参考1
-
- 原発性/腱索断裂/straight back症候群/漏斗胸
- 家族性/ Marfan 症候群/Ehlers-Danlos症候群
- 心房中隔欠損症/肥大型心筋症/甲状腺機能亢進症
- 虚血性心疾患
- 感染性心内膜炎
- 拡張型心筋症などの拡大心
- アミロイドーシス
器質的病変
- リウマチ熱
- 感染性心内膜炎、
- 心内膜床欠損症
- 僧帽弁逸脱症候群に合併するもの、Marfan症候群
- 腱索断裂、乳頭筋断裂、乳頭筋機能不全
- 外傷性
機能的病変
- 機能性MR:拡張型心筋症などによる心室拡大で乳頭筋が弁尖を牽引
- 虚血性MR:心筋梗塞により外側に乳頭筋が偏位
頻度順
病態
- 収縮期における血流逆流 → 容量負荷 → 左心房拡大、左心室拡大 → 肺うっ血、肺高血圧 → 右室拡大
- 左心不全 → 右心不全
急性MRと慢性MRとの違い
- PHD.205
- 急性MR:左房は比較的コンプライアンスが小さく、急激な血液の逆流により左房圧が上昇する。これにより逆流はある一定レベルに保たれるが、この圧上昇は肺循環に伝わり急激な肺うっ血、肺水腫をきたすので救急疾患である。左房圧やPCWPは上昇し、v波の著明な上昇が認められ、肺循環を維持するために肺動脈と右室圧も上昇する。
- 慢性MR:病態は緩徐に進行するので、これに対処できるよう左房は拡張し、またコンプライアンスを大きくする。左房は多くの血液を貯めることが出来、肺循環の血圧上昇を防ぐことを可能にしている。この反面、左心室の血流は体循環よりより抵抗の低い左心房に流れるようになり、心拍出量が低下することになる。また、左房の拡張は心室細動リスクを増大させる。左心室も容量負荷により拡張をきたすため、心拍出量を比較的維持できるようになっているが、やがて破綻し心不全症状を呈するようになる。
症状
- 軽症例では無症状
- 肺循環、右心系に負荷がかかれば呼吸困難、浮腫、易疲労性、肝腫大など
身体所見
聴診
心雑音
収縮期
- 時期:汎収縮期雑音。 ← 逆流性収縮期雑音 MRが進展すれば(advanced MR)、II音(正確にはA2)を越えて聴取されてしまう!!理由は大動脈弁が閉じた後にも、左心室の圧が左心房より高い状態が存在しえて、逆流が継続するから(PHD.41)。
- 最強点:心尖部
- 放散:左腋窩
拡張期
- Carey-Coombs雑音
- 時期:拡張期(III音に引き続いて聴取)
- 最強点:心尖部
過剰心音
- I音↓、II音 (PHでwidened splitting, IIpが遅延)、III音↑(volume load)、
検査
胸部X線像
- 左室拡大(左第四弓)、左房の拡張(左第三弓)、肺門部うっ血・肺動脈拡大(左第二弓)
心電図
心カテーテル検査
- 左室造影でSellerの逆流度分類による重症度の判定を行う。
- 肺動脈楔入圧の上昇 ← 左房圧上昇を反映
心エコー
- カラードプラーで逆流の重症度を判定。
- 左心房への逆流がモザイク像としてとらえられる
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=-ltcAj_Fv8Q</youtube>
診断
- カラードプラーか心カテーテル検査で、左心室から左心房への逆流を証明する
重症度の判定
- カテーテル造影を用いて、左室造影を行うことによる分類
治療 IMD.777
内科的治療
外科的治療
- 適応:心不全症状が薬物で改善しない場合、無症状でも高度の逆流(Sellers grade III)で左室が拡大傾向にあるもの
- 僧帽弁形成術(弁形成術(自己弁温存術式が第一選択))、僧帽弁置換術(人工弁置換術)
- 僧帽弁逆流の手術をうける患者のうち、手術適応となる原因の80-90%は弁尖や腱索の変性に因る逸脱症である。(参考1)
合併症
予後
参考
- 1. 弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版)
- http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_matsuda_h.pdf
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- 英
- mitral atresia MA
- 関
- 僧帽弁、先天性心疾患、単心室症
参考
- http://www.ctsnet.org/graphic/66_2_1.jpg
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- 英
- mitral valve (Z), MV
- 同
- 左房室弁 left atrioventricular valve, 二尖弁 bicuspid valve
- 関
- 三尖弁、僧帽弁閉鎖不全
- 左心房と左心室の間の弁
- 左心房と左心室の間の左房室口に存在する弁で、血液の左心室から左心房への逆流を防止する機能がある。
- 正常弁口面積 4cm2以上 ← 弁口面積<1.5cm2で僧帽弁狭窄症を発症
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
臨床関連
- 疾患
- 異常所見
- 僧帽弁収縮期異常後方運動(Mモードにおける拡張後期の僧帽弁の後方への偏位):僧帽弁逸脱症の所見とされたが非特異的である。
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- 英
- closure
- 同
- 縫合
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- 英
- chain、strand
- 関
- 鎖式、鎖状、ストランド、チェーン