デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(デキストロメトルファン)、クレゾールスルホン酸カリウム(クレゾール)
- 関
- 鎮咳去たん剤
UpToDate Contents
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 鎮咳去痰剤
販売名
- メゼック配合シロップ
組成
- 1mL中：
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 …………2.5mg
クレゾールスルホン酸カリウム…………15mg
〈添加物〉
エタノール、白糖、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、プロピレングリコール、青色1号、赤色102号、香料
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- MAO阻害剤投与中の患者 （「相互作用」の項参照）
効能または効果
下記疾患に伴う咳嗽及び喀痰喀出困難
- 急性気管支炎、慢性気管支炎、感冒・上気道炎、肺結核、百日咳
- 通常成人1日18〜24mL、8〜14歳1日9〜16mL、3ヵ月〜7歳1日3〜8mLを3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
重大な副作用
- 呼吸抑制 呼吸抑制があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- ショック、アナフィラキシー様症状 ショック、アナフィラキシー様症状（呼吸困難、蕁麻疹、血管浮腫等）があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- メゼック配合シロップは、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物とクレゾールスルホン酸カリウムの配合剤である。
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、非麻薬性中枢性鎮咳薬である。鎮咳効果は麻薬性のものに及ばないが、耐性や依存性がないという利点がある。作用機序は咳中枢の抑制であるが、オピオイド受容体とは異なる受容部位に結合することによると考えられている。クレゾールスルホン酸カリウムは去痰作用を有する。1）
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
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「鎮咳去たん剤」
商品
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- アスワート
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- サリパラ液
- ジヒドロコデインリン酸塩
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- メゼック配合
- リン酸コデイン
- リン酸ジヒドロコデイン
- レスプレン
- 濃厚ブロチンコデイン配合
「クレゾール」
- 英
- cresol
- 同
- メチルフェノール methylphenol
- 商
- クレゾール石ケン液、ゴナールエフ、パルパックV、ホルモクレゾール、メジコン配合、メゼック配合、歯科用ホルマリンクレゾール
- 関
- クレゾール中毒
- 構造式：置換基は-CH3と-OHの２つでo,m,p位がある。