Japanese Journal
- アミノ酸加高カロリー輸液用基本液 TAT-7180L および TAT-7180H の術後患者における臨床的研究-ハイカリック^( !R)NC-L, N およびアミゼット^( !R)10 注射液を対照とした多施設群間比較試験-
- 外科的症患におけるハイカリック液を基本液とした高カロリー輸液 300 例の検討
- 中心静脈栄養調製時の細菌汚染 : ハイカリック液をベースとして
Related Links
- 警告 ビタミンB 1 を併用せずに高カロリー輸液療法を施行すると重篤なアシドーシスが発現することがあるので,必ずビタミンB 1 を併用すること.(「用法及び用量に関連する使用上の注意」の項参照) ビタミンB 1 欠乏症と思われる重篤な ...
- 警告 ビタミンB 1 を併用せずに高カロリー輸液療法を施行すると重篤なアシドーシスが発現することがあるので,必ずビタミンB 1 を併用すること.(「用法及び用量に関連する使用上の注意」の項参照) ビタミンB 1 欠乏症と思われる重篤な ...
- ハイカリック液-1号・2号・3号 2012.4改訂版 ハイカリックNC-L・N・H輸液 2012.4改訂版 ハイカリックRF輸液 2011.12改訂版 ビタジェクト注キット 2007.10改訂版 ブドウ糖注50%シリンジ「テルモ」 2008.2改訂版 フルカリック1号・2号・3号輸液
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・分量〉
有効成分 1袋 250mL中
- ブドウ糖 125g
塩化ナトリウム 0.2925g
塩化マグネシウム 0.1525g
グルコン酸カルシウム水和物 0.3375g
L-乳酸ナトリウム液 1.68g
(L-乳酸ナトリウムとして) (0.84g)
硫酸亜鉛水和物 1.45mg
添加物 1袋 250mL中
電解質量〉 1袋 250mL中
- Na+ 12.5mEq
Mg2+ 1.5mEq
Ca2+ 1.5mEq
Cl- 7.5mEq
L-Lactate- 7.5mEq
Gluconate- 1.5mEq
Zn 5μmol
熱量〉 1袋 250mL中
禁忌
[乳酸血症が悪化するおそれがある.]
[高ナトリウム血症が悪化するおそれがある.]
[高クロール血症が悪化するおそれがある.]
[高マグネシウム血症が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[高カルシウム血症が悪化するおそれがある.]
[混注するアミノ酸注射液により,肝性昏睡が悪化又は誘発されるおそれがある.]
- 遺伝性果糖不耐症の患者 (ソルビトールを含有するアミノ酸注射液を混合した場合)
[ソルビトールを配合するアミノ酸注射液を混合した場合,果糖尿,果糖血症が誘発されるおそれがある.]
効能または効果
- 経口,経腸管栄養補給が不能又は不十分で,経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分,電解質,カロリー補給 (腎不全等による高カリウム血症,高リン血症の患者又はそのおそれのある患者に限る).
- 本剤はナトリウム,マグネシウム,カルシウム,クロール及び亜鉛の配合量を必要最小量としているので患者の病態に応じて適宜添加すること.
本剤1000mLに対して,ナトリウム及びクロールを含有しないか,あるいは含有量の少ない5.9〜12%アミノ酸注射液を200〜600mLの割合で加えてよく混合し,通常成人1日1200〜1600mLの維持量を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する.
本剤は,高濃度のブドウ糖含有製剤なので,特に投与開始時には耐糖能,肝機能等に注意し,目安として維持量の半量程度から徐々に1日当たりの投与量を漸増し,維持量とする.
なお,年齢,症状,体重により適宜増減する.
- 重篤なアシドーシスが起こることがあるので,必ず必要量 (1日3mg以上を目安) のビタミンB1を併用すること.
- 本剤はナトリウム及びクロールを含有するので,ナトリウム及びクロールを含有しないか,あるいはナトリウム及びクロールの含有量が少ないアミノ酸注射液を加えて使用すること.
慎重投与
[アシドーシスが悪化するおそれがある.]
- 肝障害,腎障害のある患者 (キシリトールを含有するアミノ酸注射液を混合した場合)
[キシリトールを配合するアミノ酸注射液を混合した場合,肝障害,腎障害が悪化するおそれがある.]
[アミノ酸インバランスが助長されるおそれがある.]
[高血糖が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[高血糖が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[カテーテルが二次感染巣となることがあり,敗血症さらには敗血症性ショックを起こすおそれがある.]
[脱水症が悪化するおそれがある.]
[高血糖が誘発され,脱水症状が悪化するおそれがある.]
[心不全が悪化するおそれがある.]
[「高齢者への投与」の項参照.]
重大な副作用
アシドーシス
- 重篤なアシドーシスがあらわれることがある (「警告」の項参照).
高血糖
- 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので,ときに過度の高血糖,口渇があらわれるので,このような症状があらわれた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行うこと.
薬効薬理
- 無腎ラットに中心静脈投与を行ったところ,市販高カロリー輸液用基本液を投与した場合に認められた著しい血漿リン,カリウム,マグネシウム濃度の上昇及び心拍数の低下,心電図におけるP波の減少は,本剤投与時には認められなかった.3), 4), 5)
- 7/8 腎切除ラットに中心静脈投与を行ったところ,良好な体重増加及び窒素出納を示し血漿カリウムは正常レベルに維持された.3), 4), 5)
- 7/8腎動脈結紮イヌに中心静脈投与を行ったところ,窒素出納,血漿総蛋白,アルブミンなどの栄養指標は良好に保たれ,血漿カリウムは上昇することなく推移した.3), 4), 5)
★リンクテーブル★
[★]
- 商
- アミグランド、アミノトリパ1号、アミノフリード、カルチコール、カロナリーL、グルアセト35、セルニルトン、ツインパル、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トリパレン1号、ハイカリック、ハイカリックNC-L、ハイカリックRF、パレセーフ、ピーエヌツイン-1号、フィジオ140、フィジオ35、フルカリック1号、ミキシッドL、ユニカリックL
[★]
- 関
- 糖類剤、ハイカリック
[★]
- 関
- 糖類剤、ハイカリック
[★]
ハイカリック
- 関
- 糖類剤
[★]
- 英
- squid、cuttlefish
- 関
- コウイカ、ヤリイカ、十腕目