- 65歳の男性。歩行時のふらつきを主訴に来院した。神経学的診察で両下肢に高度の位置覚の低下を認める。患者を立位で閉脚させた。
- a. 両手を水平挙上する。
- b. 足元を見つめる。
- c. 首を左右に振る。
- d. 眼を閉じる。
- e. 膝を曲げる。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 61歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。生来健康であったが、3日前から身の置き所のないだるさが出現した。意識は清明。身長153cm、体重51kg。体温36.8℃。呼吸数18/分。脈拍84/分、整。血圧138/82mmHg。身体所見には異常を認めなかった。採血をして帰宅させた。3時間後に検査結果が判明した。血液所見:Hb9.6g/dl、白血球10,200、血小板9.6万。血清生化学所見:随時血糖153mg/dl、総蛋白5.5g/dl、アルブミン2.7g/dl、Na 138mEq/l、K7.1mEq/l、Cl 98mEq/l。この患者の自宅に電話をして緊急に再受診を勧めた。
- 根拠として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101D010]←[国試_101]→[101D012]
[★]
- 73歳の男性。歩行障害のため搬入された。半年前に大腸癌と胸椎への転移とを指摘され、大腸の手術を受けた。最近は背部痛があるが、鎮痛薬を服用して元気にしていた。2週前から両側下肢に力が入らず、今朝から歩行できなくなった。
[正答]
※国試ナビ4※ [101D008]←[国試_101]→[101D010]
[★]
- 英
- Romberg sign
- 同
- ロンベルグ徴候、運動失調性動揺徴候、Romberg現象、Romberg症候
- 関
- ロンベルク試験
- 閉眼させて立位を保持できるかを見る。
- 陽性で後索路障害を示唆
- 小脳の障害の場合も陽性となるが、本徴候からは除外されるはず。
国試
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