- 61歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。生来健康であったが、3日前から身の置き所のないだるさが出現した。意識は清明。身長153cm、体重51kg。体温36.8℃。呼吸数18/分。脈拍84/分、整。血圧138/82mmHg。身体所見には異常を認めなかった。採血をして帰宅させた。3時間後に検査結果が判明した。血液所見:Hb9.6g/dl、白血球10,200、血小板9.6万。血清生化学所見:随時血糖153mg/dl、総蛋白5.5g/dl、アルブミン2.7g/dl、Na 138mEq/l、K7.1mEq/l、Cl 98mEq/l。この患者の自宅に電話をして緊急に再受診を勧めた。
- 根拠として正しいのはどれか。
[正答]
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[★]
- 45歳の男性。出勤中に起きた激しいめまいと吐き気とを主訴に来院した。1年前に転勤となり、通勤に1時間半かかるようになった。慣れない仕事でしかも上司との関係が悪く、出勤を負担に感じるようになった。半年前からは、なかなか寝つけず、朝も早く目が覚めてしまうようになり、倦怠感が強く出勤がつらくなってきた。職場では、午前中は特に、頭が重く感じられ仕事の能率が上がらないために、夜遅くまで職場に残って仕事をしなければならなくなっていた。1か目前からは、食欲がなくなり、何をしても楽しいと感じられなくなった。
[正答]
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- 65歳の男性。歩行時のふらつきを主訴に来院した。神経学的診察で両下肢に高度の位置覚の低下を認める。患者を立位で閉脚させた。
- a. 両手を水平挙上する。
- b. 足元を見つめる。
- c. 首を左右に振る。
- d. 眼を閉じる。
- e. 膝を曲げる。
[正答]
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