- 69歳の男性。2か月前から持続する背部の鈍痛を主訴に来院した。腹部と背部とに異常を認めない。腹部造影CTを以下に示す。
- 診断に有用な腹痛マーカーはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F029]←[国試_100]→[100F031]
★リンクテーブル★
[★]
- 67歳の男性。持続性の強い腹痛を主訴に来院した。3年前から虚血性心疾患と心房細動とで通院中である。10時間前に腹痛が突然出現し、徐々に増強した。腹部は全体に膨隆し、腸雑音を聴取しない。打診で鼓音を呈し、腹部全体に圧痛とBlumberg徴候とを認める。
- 血液所見:赤血球512万、Hb16.2g/dl、白血球12,800、血小板18万。
- 血清生化学所見:総蛋白7.6g/dl、アルブミン5.1g/dl、総ビリルビン0.6mg/dl、AST112単位、ALT35単位、LDH482単位(基準176~353)、アミラーゼ124単位(基準37~160)、CK186単位(基準10~40)。腹部造影CTを以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F030]←[国試_100]→[100F032]
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- 45歳の女性。会社の健康診断で2年連続して肝障害を指摘され来院した。飲酒はしない。身長158cm、体重46kg。腹部所見に異常はなく、肝も触知しない。血清生化学所見:空腹時血糖86mg/dl、総蛋白7.6g/dl、ZTT19.2単位(基準4.0~14.5)、AST62単位、ALT106単位、ALP200単位(基準260以下)、γ-GTP35単位(基準8~50)。
- 診断に有用な自己抗体はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F028]←[国試_100]→[100F030]