- 67歳の男性。持続性の強い腹痛を主訴に来院した。3年前から虚血性心疾患と心房細動とで通院中である。10時間前に腹痛が突然出現し、徐々に増強した。腹部は全体に膨隆し、腸雑音を聴取しない。打診で鼓音を呈し、腹部全体に圧痛とBlumberg徴候とを認める。
- 血液所見:赤血球512万、Hb16.2g/dl、白血球12,800、血小板18万。
- 血清生化学所見:総蛋白7.6g/dl、アルブミン5.1g/dl、総ビリルビン0.6mg/dl、AST112単位、ALT35単位、LDH482単位(基準176~353)、アミラーゼ124単位(基準37~160)、CK186単位(基準10~40)。腹部造影CTを以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。1週前からの間欠的腹痛と便秘とを主訴に来院した。下腹部に手術瘢痕と同部の膨隆とを認める。腹部造影CTを以下に示す。
- 治療として最も適切なのはどれか。
- a. 高圧浣腸
- b. 穿刺吸引
- c. 開腹ドレナージ
- d. 腹壁修復
- e. 腫瘍切除
[正答]
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[★]
- 69歳の男性。2か月前から持続する背部の鈍痛を主訴に来院した。腹部と背部とに異常を認めない。腹部造影CTを以下に示す。
- 診断に有用な腹痛マーカーはどれか。
[正答]
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