[正答]
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★リンクテーブル★
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- 52歳の女性。階段昇降時に息切れを自覚して来院した。5年前から寒冷時に手指の蒼白化を認め、次第に手指の腫脹と関節痛とが出現した。6か月前から息切れが続いている。顔面は浮腫状で、ソーセージ様指と指先に皮膚の陥凹とを認める。両前腕と下腿とに皮膚硬化を認める。両側下肺野にfine crackles(捻髪音)を聴取する。血液所見:赤沈80mm/1時間、赤血球413万、Hb12.5g/dl、白血球6,200。血清生化学所見に異常はない。CRP陰性、抗核抗体1,280倍(基準40以下)。この患者で予想されるのはどれか。
- a. 胸部エックス線写真で結節性陰影
- b. 四肢エックス線単純写真で骨打ち抜き像
- c. 上部消化管造影写真で食道拡張
- d. 表皮基底膜に免疫グロブリン沈着
- e. 抗Jo-1抗体陽性
[正答]
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- 53歳の男性。発汗過多、頭痛および体重減少のため来院した。数年来、発作性高血圧と起立性低血圧とのため近医で投薬を受けているが血圧の調節は不良である。糖尿病も2年前に指摘された。血圧は普段は正常であるが、発作時250/150mmHgに上昇する。尿中アドレナリンは正常で、尿中ノルアドレナリンとVMAとが高値である。腹部CTで両側の副腎には特記すべき異常所見を認めない。次に施行すべき検査はどれか。
[正答]
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