- 45歳の男性。工事現場で鉄パイプをハンマーで打っていたところ、右眼に火花が飛入したように感じ、視力障害が出現したので来院した。視力は右眼前手動弁(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。細隙灯顕微鏡検査で右眼の角膜に穿孔創と前房出血とを認め、眼底は透見できない。
- 次に行う検査で適切でないのはどれか。
- a. 眼部超音波検査
- b. 頭部エックス線単純撮影
- c. 頭部エックス線断層撮影
- d. 頭部単純CT
- e. 頭部単純MRI
[正答]
※国試ナビ4※ [095G011]←[国試_095]→[095G013]
★リンクテーブル★
[★]
- 56歳男性。多量の膿性喀痰と労作時呼吸困難とが出現したので来院した。10歳代から咳と喀痰とを自覚していた。20歳時に慢性副鼻腔炎を指摘され、30歳代から咳と喀痰とが増悪したが放置していた。喫煙歴はない。胸部エックス線写真、胸部CTおよび肺生検H-E染色標本を以下に示す。この患者でみられないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095G012]←[国試_095]→[095G014]
[★]
- 1歳の男児。不機嫌と食欲不振とを主訴に来院した。昨夜から突然39℃台の発熱をきたしている。突発性発疹は罹患済みである。軟口蓋に紅彙を伴った小水疱を認めるが、口腔前方部と歯肉部とには認めない。
- この疾患について正しいのはどれか。
- a. 夏季に多い。
- b. 潜伏期は10~14日である。
- c. 四肢末端に発疹を伴う。
- d. 症状は10~14日続く。
- e. 抗ウイルス薬を投与する。
[正答]
※国試ナビ4※ [095G010]←[国試_095]→[095G012]