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- HCG、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、human chorionic gonadotropin
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- 宮越 大輔,池田 寛樹,前田 昌也 [他]
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 67(3), 183-187, 2014-03
- NAID 40020015496
- 症例報告 帝王切開瘢痕部妊娠に対してメトトレキサートと抗プロゲステロン製剤併用療法を行った1例
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
HCGモチダ筋注用3千単位
組成
- 本剤は1管中に下記成分を含む。別に溶解液として、日局 生理食塩液1管を添付している。(組成の表参照)
禁忌
- アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者[アンドロゲン産生を促進するため、腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 性腺刺激ホルモン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 性早熟症の患者[アンドロゲン産生を促進するため、性早熟を早め、骨端の早期閉鎖をきたすことがある。]
効能または効果
- 無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)、機能性子宮出血、黄体機能不全症、停留睾丸、造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症、妊娠初期の切迫流産、妊娠初期に繰り返される習慣性流産、睾丸・卵巣の機能検査
- 本剤は添付の生理食塩液1〜2mLで溶解し、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、下記のとおり筋肉内注射する。なお、本剤の用法・用量は症例、適応によって異なるので、使用に際しては厳密な経過観察が必要である。
無排卵症
- 通常、1日3,000〜5,000単位を筋肉内注射する。
機能性子宮出血、黄体機能不全症
- 通常、1日1,000〜3,000単位を筋肉内注射する。
妊娠初期の切迫流産、妊娠初期に繰り返される習慣性流産
- 通常、1日1,000〜5,000単位を筋肉内注射する。
停留睾丸
- 通常、1回300〜1,000単位、1週1〜3回を4〜10週まで、又は1回3,000〜5,000単位を3日間連続筋肉内注射する。
造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症
- 通常、1日500〜5,000単位を週2〜3回筋肉内注射する。
睾丸機能検査
- 10,000単位を1回又は3,000〜5,000単位を3〜5日間筋肉内注射し、1〜2時間後の血中テストステロン値を投与前値と比較する。
卵巣機能検査
- 1,000〜5,000単位を単独又はFSH製剤と併用投与して卵巣の反応性をみる。
黄体機能検査
- 3,000〜5,000単位を高温期に3〜5回、隔日に投与し、尿中ステロイド排泄量の変化をみる。
慎重投与
- 前立腺肥大のある患者[アンドロゲン産生を促進するため、症状が増悪するおそれがある。]
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 乳癌の既往歴のある患者[乳癌が再発するおそれがある。]
- 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者[症状が増悪するおそれがある。]
- 未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があるため。]
- 子宮筋腫のある患者[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。]
- 子宮内膜症のある患者[症状が増悪するおそれがある。]
- てんかん、片頭痛、喘息、心疾患又は腎疾患のある患者[アンドロゲン産生を促進するため、体液貯留、浮腫等があらわれ、これらの症状が増悪するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、顔面潮紅、胸内苦悶、呼吸困難等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
卵巣過剰刺激症候群(頻度不明)
- ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、本剤を用いた場合又は併用した場合、卵巣腫大、下腹部痛、下腹部緊迫感、腹水・胸水を伴う卵巣過剰刺激症候群があらわれることがある。これに伴い血液濃縮、血液凝固能の亢進、呼吸困難等を併発することがあるので、直ちに投与を中止し、循環血液量の改善につとめるなど適切な処置を行うこと。
血栓症、脳梗塞、卵巣破裂、卵巣茎捻転、肺水腫、呼吸困難(頻度不明)
- 卵巣過剰刺激症候群に伴い、血栓症、脳梗塞、卵巣破裂、卵巣茎捻転、肺水腫、呼吸困難を引き起こすことがある。
薬効薬理
- hCGの作用としては黄体形成作用と黄体維持作用が認められているほか、卵胞成熟作用も認められている。また、男子では間質細胞刺激作用が認められている。
雌性生殖器に対する作用
- hCGは下垂体摘出ラットの卵巣に作用して間質細胞を刺激し、卵巣重量を増加させる11)。
- hCGはFSHと協力して卵胞を成熟させるとともに、卵胞からエストロゲンを分泌させる12)。
- hCGはFSHと協力して排卵を誘発し、黄体を形成させる13,14)。卵胞が十分に成熟している場合は、単独でも排卵を誘発することができる。
- hCGには黄体機能の促進及び維持作用があり、本剤の投与で黄体期が延長する15)。
- hCGはLHと同様に、ヒトの月経黄体及び妊娠黄体におけるプロゲステロンの合成を促進する(in vitro)16)。
- ラットに大量のhCGを筋肉内注射すると、20〜25分後に子宮の自発運動が抑制され、40分〜2時間20分持続する17)。
雄性生殖器に対する作用
- hCGは睾丸の間質細胞の発達を促すとともにアンドロゲンの生成を促進する18)。下垂体摘出動物では睾丸及び副睾丸の重量が減少するが、hCGの投与により回復効果が認められる19)。
- 幼若ラットにhCGを投与すると前立腺、精嚢等の副性器重量が増加する20)。
- ラットにhCGを投与すると副睾丸中の精子数の増加が認められる21)。
有効成分に関する理化学的知見
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<detail fntsize = "8">ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(Human Chorionic Gonadotrophin)
性状
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンは白色〜淡黄褐色の粉末で、水に溶けやすい。
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