- 関
- 非ステロイド性抗炎症薬
メリット
前述の通り従来のNSAIDsではCOX-1を阻害してしまうため、重篤な消化管傷害を生じる。COX-2選択阻害薬はNSAIDsと同じ抗炎症、解熱、鎮痛作用を有するが、消化管に対する副作用に関してはCOX-1を阻害しないことで組織保護作用が働き、安全であると考えられている。
しかし、長期投与に対する安全性は知られておらず、rofecoxibは高血圧、腎不全、心不全等心血管系、腎臓系に有害作用をもつことがわかっている。また、矢島らはCOX-2選択阻害薬に関しても50%異常に胃粘膜傷害が認められ、従来のNSAIDsに対する優位性はなかったと報告している。
胃粘膜傷害とは別に、関節リウマチは自己免疫反応によって、COX-2発現を促すTNF、増殖因子、インターロイキンなどを放出する炎症を生じるため、COX-2選択阻害薬を処方することは理にかなっているといえる。
出典NSAIDs長期服用患者における胃粘膜傷害の発症状況に関する疫学調査,矢島 弘嗣 他,Therapeutic Reserch,2006,vol.27,no.6,1211-1217
WordNet
- the 3rd letter of the Roman alphabet (同)c
- (music) the keynote of the scale of C major
- a general-purpose programing language closely associated with the UNIX operating system
- act as the coxswain, in a boat race
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- carbonの化学記号
- =coxswain
- Colorado
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Japanese Journal
- 薬物療法--有用性と副作用対策を中心に 非ステロイド系抗炎症薬 (関節リウマチ(第2版)--寛解を目指す治療の新時代) -- (関節リウマチの治療)
- NSAID/アスピリン潰瘍 (特集 抗潰瘍薬の使い方) -- (抗潰瘍薬が投与される疾患)
- セミナー NSAID(アスピリン)不耐症の考え方と対応法
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- 有効成分が医薬品グループ「選択的COX2阻害薬」に含まれる医薬品のうち、薬効分類番号がARRAY(0x2d07ae0)の医薬品一覧です。薬価、添加物、相互作用、適応症などの比較が行えます。
- COX-2選択的阻害薬と非選択的NSAIDsはどちらも、重篤な腎機能障害のある方に投与できません。腎機能を悪化させる可能性があるからです。eGFR30-59の方は慎重投与で、短期間の使用に留める必要があります。
- NSAIDには非選択的COX(シクロオキシゲナーゼ[COX-1およびCOX-2]阻害薬と選択的COX-2阻害薬(コキシブ系薬剤)もあり,いずれも効果的な鎮痛薬である。コキシブ系薬剤は潰瘍形成および消化管障害のリスクが最も低い。しかし
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★リンクテーブル★
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- 英
- selection、choice、option、select、choose、opt、selective、elective、optional
- 関
- 選ぶ、選挙、選択肢、選択性、選択的、任意、オプション、選抜、セレクション、選定、待期的、随意
- 淘汰
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- 英
- drug, agent
- 同
- 薬物
- 関
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
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- 英
- blocking(精神医学), inhibition(生化学)
- 同
- 遮断 blockade、途絶
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