- 英
- embryo
- 同
- 胚子
- 関
- 多細胞生物の発生初期の個体。
- 胎生の動物では胚は胚芽、さらに成長して胎児となる。
- ヒトでは、発生第4週初期、扁平な三層性胎盤は、ほぼ円筒形の胚子になる。以後第8週末までの胚子期中に外観はいっそうヒトらしくなり、胚子内では内臓器官の形態形成が行われる。
WordNet
- a small apparently simple structure (as a fertilized egg) from which new tissue can develop into a complete organism
- (botany) a minute rudimentary plant contained within a seed or an archegonium
- an animal organism in the early stages of growth and differentiation that in higher forms merge into fetal stages but in lower forms terminate in commencement of larval life (同)conceptus, fertilized_egg
PrepTutorEJDIC
- 細菌,ばい菌 / (植物の)胚(はい),幼芽;(動物の)卵子 / 原因;(発達の)初期
- 胎児 / 発達の初期 / 胎児の,胚の / 未発達の,初期の
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/16 21:46:26」(JST)
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胚(はい、独,英: Embryo)とは多細胞生物の個体発生におけるごく初期の段階の個体を指す。胚子ともいう。
動物
エルンスト・ヘッケル (Ernst Haeckel) による脊椎動物の
胚の比較。初期胚には形態的な類似性が見られるがこれは捏造だといわれている。左の4つは魚類、両生類、爬虫類、鳥類。右半分は哺乳類。右端がヒト。
動物の場合、初期の細胞分裂を卵割と呼び、その分裂様式から等割、不等割、盤割、表割などと分類する。卵割によって生じた細胞を割球と呼び、相対的な大きさから大割球、中割球、小割球と呼ぶことがある。
卵割が進むと、次第にその生物の構造が出来上がる。孵化する時期は動物によって異なるので、どの程度の体のしくみができるまでを胚というか、というような定義はない。初期の発生には様々な動物群を通じて共通する構造も見られるので、それらを共通の名で呼ぶことも行われる。卵割が進んだものを桑実胚、分化のない細胞層が表面を覆う状態(普通、内部に卵割腔という空洞を生じる)を胞胚、一部の細胞層が内部に陥入して原腸を構成する原腸胚(嚢胚)などである。動物群によってはこのような胚の名で呼ばれる時期に孵化してしまうものもあり、そのような場合、その群固有の幼生の名で呼ばれるが、胚の名で呼ぶ場合もあり得る。たとえばウニのプリズム幼生は原腸胚とも呼ばれる。
古典的な動物発生学では、実験材料としてウニやカエルの胚がよく用いられていた。現在では観察技術の発達や研究目的の変化から、線虫やショウジョウバエといった小さな対象や、アフリカツメガエルやゼブラフィッシュ、マウスなどさまざまなモデル生物を対象とするようになった。
植物
「胚芽」も参照
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、胚に関連するカテゴリがあります。 |
- 胎児
- エンブリヨ:1976年の米国映画(ロック・ハドソン主演)。著作権標記欠落によりパブリックドメインとなった。
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- <原著論文>ヒトiPS細胞研究の道徳的共犯論 --日本のヒトiPS 細胞研究への含意の検討
- <翻訳論文>生殖の善行 --私たちが最善の子どもを選ぶべき理由
Related Links
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- 妊娠に関係する「胚」についてイラスト付きで説明しています。胚とは受精卵のことで体外受精をしている人のあいだでよく使われる言葉です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」
組成
製法の概要
- 本剤は、弱毒生麻しんウイルス(シュワルツFF−8株)を伝染性の疾患に感染していないニワトリ胚初代培養細胞で増殖させ、得たウイルス液を精製したものと、弱毒生風しんウイルス(TO−336株)を伝染性の疾患に感染していないウサギ腎初代培養細胞で増殖させ、得たウイルス液を精製したものとを混合し、安定剤を加え分注した後、凍結乾燥したものである。本剤は製造工程でウシの血清、乳由来成分(ラクトアルブミン水解物)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。
組成
- 本剤は添付の溶剤(日本薬局方 注射用水)0.7mLで溶解した時、0.5mL当たり次の成分を含有する。
有効成分
- 弱毒生麻しんウイルス(シュワルツFF−8株) 5,000FFU以上
弱毒生風しんウイルス(TO−336株) 1,000FFU以上
安定剤
- 乳糖水和物 25mg ウシの乳抽出物
L−グルタミン酸カリウム 0.24mg
D−ソルビトール 7.5mg
緩衝剤
- リン酸水素ナトリウム水和物 0.3125mg
リン酸二水素カリウム 0.13mg
抗生物質
- カナマイシン硫酸塩 12.5μg(力価)以下
エリスロマイシンラクトビオン酸塩 7.5μg(力価)以下 ウシの乳抽出物
着色剤
希釈剤
- TCM−199 残量
- 抗生物質及び着色剤は細胞培養に用いるTCM−199(培地)中に含有する。
禁忌
(予防接種を受けることが適当でない者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
- 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている者
(「相互作用」の項参照)
- 妊娠していることが明らかな者
- 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
効能または効果
- 本剤を添付の溶剤(日本薬局方 注射用水)0.7mLで溶解し、通常、その0.5mLを1回皮下に注射する。
接種対象者
定期の予防接種
第1期
第2期
- 5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある者(小学校就学前の1年間にある者)
任意の予防接種
輸血及びガンマグロブリン製剤投与との関係
- 輸血又はガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は、通常、3か月以上間隔を置いて本剤を接種すること。
また、ガンマグロブリン製剤の大量療法(200mg/kg以上)を受けた者は、6か月以上間隔を置いて本剤を接種すること。
(「相互作用」の項参照)
他のワクチン製剤との接種間隔
- 他の生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
(「相互作用」の項参照)
また、不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる(なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。
慎重投与
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
- 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
- 過去にけいれんの既往のある者
- 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
- 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)
- ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
血小板減少性紫斑病(0.1%未満)
- 血小板減少性紫斑病があらわれることがある。通常、接種後数日から3週ごろに紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血等があらわれる。本症が疑われる場合には、血液検査等の観察を十分に行い、適切な処置を行うこと。
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(頻度不明)
- 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)があらわれることがある。通常、接種後数日から2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害等があらわれる。本症が疑われる場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
脳炎・脳症(0.1%未満)
- 脳炎・脳症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
けいれん(0.1%未満)
- けいれん(熱性けいれんを含む)を起こすことがある。異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 麻しん及び風しんウイルスは経気道的に侵入、感染し、局所の粘膜上皮及び所属リンパ組織で増殖後、ウイルス血症を起こして全身の標的臓器に運ばれ、発症すると考えられている2)3)。予め本剤の接種により、麻しん及び風しんウイルスに対する液性免疫及び細胞性免疫が獲得されていると、感染したウイルスの増殖は抑制され、発症は阻止される。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- embryonic day、embryonic stage、fetal stage、embryonic、fetal、embryonal
- 関
- 胎仔、胎児、胎児性、胎性、胚、胚性、胚芽、胚体、胎児期、胎仔期、胎仔型、胚期
[★]
- 英
- neural tube
- ラ
- tubus neuralis canalis neuralis canalis medullaris
- 同
- 髄管 medullary tube
[★]
- 関
- anlage、anlagen、embryo、embryonic、germinal、microbe、microbial、microorganism、placode、primordia、primordium
[★]
- 英
-
- 関
- 胎児、胎児性、胎性、胚、胚性、胎芽、胚芽、胚体、胎生期、胎児組織、胎仔型、胚構造
[★]
- 英
- germ、embryonic
- 同
- limbbud
- 関
- 原基、胎仔、胎児性、胎性、胚、胚性、微生物、胚体、胎生期。胚芽期
[★]
- 英
- yolk sac endoderm、yolk sac endodermal