出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/05 21:47:11」(JST)
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肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)とは、外傷後に、創面を修復しようと出来た線維組織が過剰に産生され、いわゆるミミズバレ状の傷跡(瘢痕)が、長期にわたり残存する状態をさす。
目次
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なお、赤みはそれまでは真っ赤で、その後3年かけて消褪してゆく。 また、硬さは受傷初期はやわらかく、4か月目より硬化する。
ケロイドと同じく圧迫療法、ステロイド剤の外用、ヘパリン類似物質軟膏の外用、トラニラストの内服などの療法がある。
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国試過去問 | 「105E021」 |
リンク元 | 「ケロイド」「トラニラスト」「瘢痕ケロイド」「hypertrophic cicatrix」 |
関連記事 | 「肥厚」「肥厚性」「瘢痕」 |
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肥厚性瘢痕 | 瘢痕ケロイド | 真性ケロイド | |
皮膚所見 | 紅褐色の隆起性病変 | 紅褐色の隆起性病変 | 創面を超えて病的に隆起。 側方に徐々に拡大 |
症状 | 側方痛あり | ||
消長 | 数年以内に消失 | 隆起が持続 | 隆起が持続 |
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