アズレン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
マズレニンガーグル散0.4%
組成
- マズレニンガーグル散0.4%は下記2種類の微粒状散剤である。
====(1)1包(1g)中 成分・含量
==
- アズレンスルホン酸ナトリウム4mg(脱水物として)
====添 加 物
==
- 炭酸水素ナトリウム、D−マンニトール、乳糖水和物、ポピドンK−30、l−メントール
(2)1包(1.5g)中 成分・分量
- アズレンスルホン酸ナトリウム6mg(脱水物として)
====添 加 物
==
- 炭酸水素ナトリウム、D−マンニトール、乳糖水和物、ポピドンK−30、l−メントール
効能または効果
- 咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷
- 1回1包(アズレンスルホン酸ナトリウムとして4〜6mg)を適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- 卵白による浮腫(ラット)、クロトン油による肉芽腫(ラット)、及びクロトン油、カラシ油による歯肉炎(モルモット)に対し抑制作用を示した。1)〜4)
- ヒスタミン遊離物質(HL compound 48/80)による組織のヒスタミン遊離を抑制した。(ラット)1)〜4)
- ヒスタミン遊離物質(HL compound 48/80)により惹起した炎症(モルモット)に対して血管透過性亢進を抑制した。1)〜4)
- 平板培地法においてアズレンスルホン酸ナトリウム0.5mg/mLは、Staphylococcus aureus,Streptococcus hemolyticus,Escherichia coli及びProteus vulgarisに対して発育抑制作用を示した。1)〜4)
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:アズレンスルホン酸ナトリウム(Sodium Azulene Sulfonate)
- 化学名:Sodium 1,4−dimethyl−7−isopropyl azulene−3−sulfonate monohydrate
- 分子式:C15H17NaO3S・H2O
- 分子量:318.37
- 性 状:暗青色の結晶又は結晶性粉末で、におい及び味はない。
メタノールにやや溶けやすく、水又は氷酢酸にやや溶けにくく、エタノールに溶けにくく、無水酢酸、エーテル又はヘキサンにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→200)のpHは6.0〜9.0である。
光により変化する。
- 構造式:
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- azulene
- 化
- アズレンスルホン酸ナトリウム azulene sulfonate sodium
- 商
- AZ、アズガグル、アズクレニンS、アズノール、アズノールST、アズラビン、アズレイ、アズレミック、アズレミン、アズレワン、アズレン・グルタミン、アズレンスルホン酸ナトリウム・L-グルタミン、アゾテシン、アテネレン、アボダース、ウルクゾール、エマーゲン、グリマック、グロリアミン、セダガストン、トーワズレン、ノズレン、バウロ、ハスレン、フォルテガード、ポドニンS、マーズレン、マーズレンS、マズレニン、マナミンGA、メサドリンS、ヨウズレンS、ルフレン、水溶性アズレン
- 関
- ジメチルイソプロピルアズレン、(合剤)マーズレン
- 含嗽剤
[★]
- 英
- renin
- 関
- アンジオテンシノゲン、アンジオテンシン
分類
産生組織
標的組織
作用
分泌の調整 (PT. 480)
- 循環中枢からの刺激→レニン放出↑ β1受容体を介する
- 立位 → 交感神経亢進(おそらく脳への血行を保つため) → レニン放出↑
- 腎動脈圧↓→レニン放出↑
- 腎動脈圧↑→レニン放出↓
- 腎臓の輸入細動脈の圧受容器による
- cf.腎動脈の動脈狭窄により血流↓→レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系↑→血圧↑
- 遠位尿細管濾液中のNaCl濃度↓→レニン放出↑
- 緻密斑細胞により検出される
- 血漿濃度や輸入細動脈圧の減少はGFRを減少させ、それによって遠位尿細管濾液中のNaCl濃度を減少させる
- ネガティブフィードバック制御を受ける。
- アンジオテンシンII↑→レニン↓
分子機構
臨床関連