アズレン
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- アズガグルとは。効果、副作用、使用上の注意。いわゆるうがい薬です。咽頭炎(いんとうえん)、扁桃炎(へんとうえん)、口内炎の治療のほか、抜歯後などの口の中の傷への病原微生物の感染防止、口の中の消毒などに用いられます。
- 日本ケミファ株式会社のアズガグルうがい液T4%(呼吸器官用薬)、一般名アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(Sodium gualenate hydrate) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アズガグルうがい液T4%
組成
容量
有効成分(1mL中)
添加物
- プロピレングリコール、マクロゴール400、エタノール、ベンゼトニウム塩化物、リン酸水素ナトリウム、l−メントール、ウイキョウ油、pH調整剤
効能または効果
- 咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷
- アズレンスルホン酸ナトリウム水和物として、1回4〜6mg(4〜5滴)を、適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
※〈生物学的同等性試験
ラット口腔内毛細血管透過性抑制作用1)
- ラット口腔内毛細血管透過性モデルに対して、アズガグルうがい液T4%と標準製剤(液剤)の20倍希釈液を口腔内に注入後、注入した色素の口腔内毛細血管からの漏出色素量を指標にして消炎作用を比較した。その結果、両剤ともControl(注射用水)に対して有意な色素量の減少が認められ、両剤間では有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
ハムスター口内炎治癒効果1)
- ハムスター口内炎モデルに対して、アズガグルうがい液T4%と標準製剤(液剤)の800倍希釈液を頬嚢内に注入投与(含嗽)し、創傷部面積を指標として治癒率を比較した。その結果、両剤ともControl(無処置)に対して治癒率に有意な差が認められ、両剤間では有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
(Sodium Gualenate Hydrate)
化学名:
- Sodium 1,4-dimethyl-7-isopropylazulene-3-sulfonate monohydrate
分子式:
- C15H17NaO3S・1/2H2O又はC15H17NaO3S・H2O
分子量:
- 309.36又は318.36
- アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は暗青色の結晶又は結晶性の粉末で、におい及び味はない。
本品はメタノールにやや溶けやすく、水又は酢酸(100)にやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、無水酢酸、ジエチルエーテル又はヘキサンにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→200)のpHは6.0〜9.0である。
本品は光により変化する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- azulene
- 化
- アズレンスルホン酸ナトリウム azulene sulfonate sodium
- 商
- AZ、アズガグル、アズクレニンS、アズノール、アズノールST、アズラビン、アズレイ、アズレミック、アズレミン、アズレワン、アズレン・グルタミン、アズレンスルホン酸ナトリウム・L-グルタミン、アゾテシン、アテネレン、アボダース、ウルクゾール、エマーゲン、グリマック、グロリアミン、セダガストン、トーワズレン、ノズレン、バウロ、ハスレン、フォルテガード、ポドニンS、マーズレン、マーズレンS、マズレニン、マナミンGA、メサドリンS、ヨウズレンS、ルフレン、水溶性アズレン
- 関
- ジメチルイソプロピルアズレン、(合剤)マーズレン
- 含嗽剤