- 英
- nitrendipine
- 商
- エカテリシン、エレナール、コバテンシン、シェトラゾーナ、ダウンテンシン、ドスペロピン、ニトプレス、ニトレジック、ニトレナール、ニルジピン、バイニロード、バイロテンシン、バロジピン、バロテイン、ヒシロミン
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/16 14:12:03」(JST)
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ニトレンジピン
|
IUPAC命名法による物質名 |
ethyl methyl 2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-
dihydropyridine-3,5-dicarboxylate |
臨床データ |
法的規制 |
?
|
薬物動態的データ |
排泄 |
尿中 |
識別 |
CAS番号 |
39562-70-4 |
ATCコード |
C08CA08 |
PubChem |
CID 4507 |
KEGG |
D00629 |
化学的データ |
化学式 |
C18H20N2O6 |
分子量 |
360.361 g/mol |
ニトレジンピン(英: nitrendipine)とはピリジン環を持つカルシウムチャネル拮抗薬。
効能
降圧作用・抗狭心症作用を持ち、高血圧症や狭心症の治療に用いられる。臨床試験では、本態性高血圧症781例中637例(81.6%)、狭心症118例中87例(73.7%)に有効であった[1]。
副作用
顔面紅潮、頭痛、動悸、めまいなどが起こることがある。まれに過度の血圧低下による意識消失や肝機能障害を生じる場合がある。動物実験で催奇性や胎児死亡の報告があるため、妊婦または妊娠している可能性のある患者には投与できない。使用例がないことから、小児に対する安全性は確立されていない[1]。
販売名
先発品はバイエル(日本では田辺三菱製薬より発売)の「バイロテンシン」。ジェネリック品では「ニトレナール」、「バロテイン」、「エカテリシン」などの名称で販売されている[2]。
脚注
- ^ a b バイロテンシン錠添付文書(田辺三菱製薬)
- ^ ジェネリック医薬品データベース
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 先発品・後発品情報の内容、利用可能度、入手難易度の比較と評価 : ニトレンジピン錠
- P-0529 ニトレンジピン錠の先発後発医薬品の簡易懸濁法への適合性と操作性に関する評価(一般演題 ポスター発表,品質管理,Enjoy Pharmacists' Lifestyles)
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- カルシウム拮抗剤 一般名:ニトレンジピン ニトレンジピン の商品名 「アルロール」「イデバン」「エカテリシン」「エレナール」「コニジピン」「コバテンシン」「シェトラゾーナ」「ダウンテンシン」「ドスペロピン ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ドスペロピン錠5
組成
1錠中の有効成分:
添加物:
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースCa、ラウリル硫酸Na、ステアリン酸Mg、無水ケイ酸、ヒプロメロース、マクロゴール、タルク、酸化チタン、黄色三ニ酸化鉄
禁忌
妊婦又は妊娠している可能性のある女性
- [本剤は動物実験で催奇形作用及び胎児致死作用が報告されている。(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)]
効能または効果
○高血圧症、腎実質性高血圧症
○狭心症
○高血圧症、腎実質性高血圧症
- ニトレンジピンとして、通常、成人1回5〜10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。
○狭心症
- ニトレンジピンとして、通常、成人1回10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。
慎重投与
過度に血圧の低い患者
重篤な肝機能障害のある患者
重篤な腎機能障害のある患者
高齢者
重大な副作用
- (頻度不明)
- 過度の血圧低下により意識消失、呼吸減弱、顔面蒼白等のショック様症状があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸:
(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- dihydropyridine
[★]
- 英
- range
- 関
- 及ぶ、範囲、飛程、わたる