- 英
- deoxyuridine monophosphate、dUMP
- 関
- 2'-デオキシウリジル酸
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/15 00:22:32」(JST)
[Wiki ja表示]
デオキシウリジン一リン酸 |
|
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
964-26-1 |
PubChem |
688 |
MeSH |
2'-deoxyuridine-5'-monophosphate |
特性 |
化学式 |
C9H13N2O8P |
モル質量 |
308.182 |
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
デオキシウリジン一リン酸(デオキシウリジンいちリンさん、英: Deoxyuridine monophosphate)は、デオキシヌクレオシドの一種である。
デオキシウリジン一リン酸は、デオキシリボヌクレオシドの代謝の中間体である。
デオキシウリジン一リン酸と5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸は、チミジル酸シンターゼ (FAD)によりメチル化されたチミジル酸(dTMP)とテトラヒドロ葉酸を生成する。
(反応式) 5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸 + デオキシウリジン一リン酸(dUMP) + FADH2 チミジル酸(dTMP) + テトラヒドロ葉酸 + FAD
なお、DNAの合成は、dUMP(デオキシウリジン一リン酸)-dTMP(チミジル酸)-dTDP(チミジン二リン酸)-dTTP(チミジン三リン酸)と進み[1][要高次出典]、リン酸2分子分のピロリン酸が遊離して、チミジル酸に相当する部分がDNA鎖のデオキシリボースの3'位に結合することで、アデニン、グアニン、シトシン、チミンと4種類あるDNA塩基のうちのチミンが完成する。
テトラヒドロ葉酸(THF)による代謝とビタミンB12によるTHFの再生産、de:Folsäure=葉酸、DHF=ジヒドロ葉酸、THF=テトラヒドロ葉酸、Vit.B12=ビタミンB12、Methyl-Vit.B12=メチルコバラミン、Methionin=メチオニン、Methionin Syntase=5-メチルテトラヒドロ葉酸-ホモシステインメチルトランスフェラーゼ、Homocystein=ホモシステイン、N5-Methyl-THF=5-メチルテトラヒドロ葉酸、N5,N10-Methylene-THF=5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸、N10-Formyl-THF=10-ホルミルテトラヒドロ葉酸、dUMP=
デオキシウリジン一リン酸、NADPH、DNA
脚注
- ^ 血液検査-巨赤芽球性貧血 1999/03/10の講義 中国労災病院中央検査部
関連
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- デオキシウリジン一リン酸(デオキシウリジンいちリンさん、 英: Deoxyuridine monophosphate)は、デオキシヌクレオシドの一種である。 デオキシウリジン一リン酸は、 デオキシリボヌクレオシド の 代謝 の 中間体 である ...
- {{chembox}} デオキシウリジン一リン酸(デオキシウリジンいちリンさん、{{lang-en-short}})は、デオキシヌクレオシドの一種である。 デオキシウリジン一リン酸は、デオキシリボヌクレオシドの代謝の中間体である。 デオキシウリジン一 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 2'-deoxyuridylic acid、deoxyuridine monophosphate
[★]
- 英
- 2'-deoxyuridylic acid
- 関
- デオキシウリジン一リン酸
[★]
デオキシウリジン一リン酸
- 関
- dUMP
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- lysine, Lys, K ≠ ricin
- 同
- リシン
- 関
- アミノ酸、アルギニン、ヒスチジン
-CH2-CH2-CH2-CH2-NH2
α β γ ε >εアミノ基を有する。即ち、側鎖には炭素が4つ含まれる。
- ヒストンにLysが豊富なこと、Lysのεアミノ基がアセチル化を受けると正電荷が失われる。-NH-CO-CH3
[★]
- 英
- uridine Urd
- 関
- ウラシル
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- phosphoric acid
- 関
- PO4
- pKa1=2.12
- pKa2=7.21
- pKa3=12.67