ダルテパリン
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Japanese Journal
- 播種性血管内凝固症候群(DIC) (新版 処方計画法) -- (血液疾患)
- ダルテパリンナトリウム,パルナパリンナトリウム,レビパリンナトリウム,ヘパリンカルシウム,ヘパリンナトリウム(注射剤)(静脈内留置ルート内の血液凝固の防止の効能を有しない製剤),ヘパリンナトリウム(注射剤)(静脈内留置ルート内の血液凝固の防止の効能を有する製剤) (医薬品・医療機器等安全性情報(No.224)) -- (重要な副作用等に関する情報)
Related Links
- 本剤は健康なブタ腸粘膜由来のヘパリンを化学的に分解し、分. 離・精製して得たダルテ パリンナトリウムの製剤である。 有効成分. ダルテパリンナトリウム. 含量(1瓶5mL中). 5,000低分子ヘパリン国際. 単位(抗第Xa因子活性). 添加物(1瓶5mL中) ...
- ダルテパリンNa静注5000単位/20mLシリンジ「ニプロ」,ダルテパリンナトリウムキット . ... 経路:注射薬|規格:5,000低分子ヘパリン国際単位20mL1筒 |一般名:ダルテ パリンナトリウムキット|薬価:818.00 |メーカー:ニプロファーマ. 薬品情報 · 添付 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ダルテパリンNa静注5000単位/5mL「マイラン」
組成
成分・含量
- 1アンプル(5mL)中
ダルテパリンナトリウム(ブタの小腸由来)5000低分子ヘパリン国際単位(抗第Xa因子活性)含有
添加物
禁忌
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- 血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)
- 汎発性血管内血液凝固症(DIC)
血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)
出血性病変又は出血傾向を有しない患者の場合
- 通常、成人には体外循環開始時、ダルテパリンナトリウムとして15〜20国際単位/kgを回路内に単回投与し、体外循環開始後は毎時7.5〜10国際単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する。
出血性病変又は出血傾向を有する患者の場合
- 通常、成人には体外循環開始時、ダルテパリンナトリウムとして10〜15国際単位/kgを回路内に単回投与し、体外循環開始後は毎時7.5国際単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する。
汎発性血管内血液凝固症(DIC)
- 通常、成人にはダルテパリンナトリウムとして1日量75国際単位/kgを24時間かけて静脈内に持続投与する。
なお、症状に応じ適宜増減する。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
- (頻度不明)
ショックが起こることがある。呼吸困難、浮腫等のアナフィラキシー様症状を伴うことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。
出血
- (頻度不明)
頭蓋内出血、消化管出血、後腹膜出血等の重篤な出血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、出血又は出血の悪化等異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。血液凝固能が著しく低下し、抗凝血作用を急速に中和する場合は、硫酸プロタミンを投与すること。
血小板減少
- (頻度不明)
血小板減少があらわれることがあるので血小板数を測定し、著明な減少が認められた場合には投与を中止すること。
血栓症
- (頻度不明)
著明な血小板減少とそれに伴う血栓症の発現が報告されている。ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の場合は、著明な血小板減少と脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓症やシャント閉塞、回路内閉塞を伴う。本剤投与後は血小板数を測定し、著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- アンチトロンビンIIIと特異的に結合することにより、主として第Xa因子活性に対する阻害作用を促進して抗凝固活性を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- ダルテパリンナトリウム (Dalteparin sodium)
分子量:
- 平均相対分子量約5,000(90%が分子量2,000〜9,000の範囲に分布)
- ブタの小腸粘膜由来のヘパリンを亜硝酸分解して得た解重合ヘパリンのナトリウム塩;平均相対分子量は約5,000で、硫酸エステル化の度合は二糖当たり2〜2.5である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- dalteparin
- 化
- ダルテパリンナトリウム dalteparin sodium
- 商
- ダルテパリンNa、フラグミン、フレスバル、ヘパグミン、リザルミン
- 関
- 血液凝固阻止剤
[★]
- 関
- dalteparin
[★]
- 英
- sodium, natrium, Na
- 関
- Na+
血液(血清)中のナトリウム (臨床検査法提要第32版)
尿中のナトリウム
- <20 mEq/l (正常と判断できる範囲)
- >40 mEq/l (腎性腎不全を示唆)
尿Na,Kと血清Naによる血清Naの予測
- 経口摂取と輸液による自由水の摂取がなければ
- 尿([Na+]+[K+]) < 血清[Na+] → 血清[Na+]上昇
- 尿([Na+]+[K+]) = 血清[Na+] → 血清[Na+]普遍
- 尿([Na+]+[K+]) > 血清[Na+] → 血清[Na+]低下
食品中の食塩量
- ほとんどの製品ラベルに記載されている、ナトリウム[g]はそのまま食塩量[g]と考えることができないので、指導する債には注意を促す。
- 分子量から考えるとNa(23), Cl(35.5)なので、ナトリウムx[g]は食塩 x /23 * (23 + 35.5)、つまり2.54 * x [g]となる。
- 例えば、小生が常食している某社のインスタントラーメンにはナトリウム2[g]との記載があるが、これは5.08gの食塩が含まれているということになる。もちろんスープは全部飲む。1日3袋食べたことがあるのだが、、、
臨床関連
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- thorium、Th
- 関
- トロトラスト、232Th
概念
- 参考1
- 原子番号:90
- 元素記号:Th
- アクチノイド元素の一つ
- 銀白色の金属。
- 安定同位体は存在しない。
- 北欧神話の軍神または雷神トールにちなんで名づけられた。
同位体
- 参考1
同位体
|
NA
|
半減期
|
DM
|
DE (MeV)
|
DP
|
228Th
|
trace
|
1.9116 y
|
α
|
5.52
|
224Ra
|
229Th
|
syn
|
7340 y
|
α
|
5.168
|
225Ra
|
230Th
|
trace
|
75380 y
|
α
|
4.77
|
226Ra
|
231Th
|
trace
|
25.5 h
|
β
|
0.39
|
231Pa
|
232Th
|
100 %
|
1.405 × 1010 y
|
α
|
4.083
|
228Ra
|
234Th
|
trace
|
24.1 d
|
β
|
0.27
|
234Pa
|
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類