- 英
- coronavirus infection
- 関
- コロナウイルス感染症
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 小動物の感染症ノート(9)フェレットのコロナウイルス感染症
- ばんえい競馬場在厩馬に流行した馬コロナウイルス感染を疑う事例
- 成田 雅子,信本 聖子,竹田 博,森山 友恵,森田 美範,中岡 祐司
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 64(7), 535-539, 2011-07-20
- NAID 10029384234
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- はじめに 人間を含む多くのほ乳類や鳥類にコロナウイルスは発見され、大体はその動物種だけに感染する弱いウイルスというのが一般的な性格ですが、最近になって感染力が強く、病気を起こす力も強いSARSコロナウイルスがみつかり ...
- WHOは、新型コロナウイルスの感染の可能性がある、あるいは確認された患者について、WHOに届け出るあるいは確認することを強くお願いしています ...
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★リンクテーブル★
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コロナウイルス感染症、コロナウイルス感染
- 関
- Coronaviridae infection
[★]
- 英
- coronavirus infection、Coronaviridae infection
- 関
- コロナウイルス感染、コロナウイルス科ウイルス感染症
[★]
- 英
- coronavirus
- 同
- ヒト呼吸器コロナウイルス, human respiratory coronavirus, HRCV
- 関
- SARSコロナウイルス、ウイルス、SARS-CoV-2
- ニドウイルス目 Nidovirales コロナウイルス科 Coronaviridae コロナウイルス属に所属するウイルスである。
- コロナウイルスは直径80-160nmのエンベロープに包まれたウイルス(粒子)である。
- ウイルス粒子の表面には12-24nmのスパイク(ペプロマー peplomer)の突起を有しており、これが太陽のコロナに似ることからコロナウイルスと命名されている。
- ゲノムは一本鎖のプラス鎖であり、5'末端にcap構造、3'末端にpoly A構造を有している。
- ゲノムRNAの大きさは、6~9x10^6 Daであり、20-30kbの大きさを有する。
- ゲノムRNAはカプシドと結合してらせん対称のヌクレオカプシドをなしており、エンベロープ下に配置されている。
- ウイルス粒子の密度は1.15~1.18g/cm3程度である。
- ゲノムRNAはウイルスRNAポリメラーゼにより感染細胞中でマイナス鎖RNAに転写され、それを鋳型に3'末端が揃った複数のmRNAが合成される。
- 脂質二重膜上にはスパイク(S)、膜(M)などの蛋白質が存在する。種よっては血球凝集素・エステラーゼ(hemagglutinin-erastase, HE)も存在する(OC43株など)。
- S蛋白とHE蛋白が中和に関する主な抗原決定基となりうる
- ヒトには鼻かぜを起こし、その他の動物にも感染しうる;マウス(マウス肝炎ウイルス, mouse hepatitis virus, MHV)、ラット、イヌ、ウシ、鳥類(ニワトリ伝染性気管支炎ウイルス, avian infectious bronchitis virus, AIV)。
- ヒト呼吸器コロナウイルス human respiratory coronavirus HRCVには229E株とOC43株が代表的なものである。OC43株は赤血球凝固能を有する。
- ヒトに風邪症状を引きおこすウイルスは、αコロナウイルスの22E株、NL63株、βコロナウイルスのOC43株、HKU1株であり、これら4種類が風邪の原因の10-15%を占める(流行期35%)。
- コロナウイルスには4種の血清型を有しており、αコロナウイルス(I群)には229E株・NL63株・ブタ伝染性胃腸炎ウイルス、βコロナウイルス(II群)にはOC32株・HKU1株・・マウス肝炎ウイルス、γコロナウイルス(III群)にはニワトリ伝染性気管支炎ウイルス、δコロナウイルス(IV群)には七面鳥コロナウイルスが属する。
- 2002年11月に中国で始まり、2003年に世界に広まったsevere acute respiratory syndrome SARSの原因ウイルスであるSARSコロナウイルスは遺伝的にこれまでのいずれのコロナウイルスとも抗原性が異なる。現在ではβコロナウイルスに属するとされている。
- 2012年中東で流行したMERSコロナウイルスはもβコロナウイルス属に所属する。
- 致死率はいずれも高くSARSコロナウイルス感染症は10%、MERSコロナウイルス感染症は30%とされる。
- 2019年末から2020年初頭に中国で始まり世界に広まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルス SARS-CoV-2はβコロナウイルスに属する。
コロナウイルス感染症の特徴
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- 英
- virus
- 同
- ウイルス粒子 virus particle、ビリオン virion
- 関
- 微生物学、抗ウイルス薬、国試に出がちなウイルス
感染経路による分類 SMB.374
学名
目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)
増殖過程
- 吸着 absorption
- 侵入 penetration
- 脱殻 uncoating
- ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
- ウイルス粒子の組み立て assembly
- 放出 release
感染の分類
持続時間
ゲノム
- 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。
[★]
- 英
- koro
- ここではかわいい犬の名前ではない。
- 原語はおそらくマレーシアのものであり,陰茎(ないし女性の場合は外陰と乳頭)が身体の中に陥入しそして死んでしまうのではないかという不安が突然激しく生じる症状を指す用語である。この症候群は南アジア,東アジアで報告されており,そこではさまざまな現地語の用語が用いられている。例えばshuk yang,shook yong,suo yang(中国),jininia bemar(アッサム),rok-joo(タイ)などである。また時に西欧でもみられる。コロは東アジアでは,時に局地的な伝染病の形態で生じる。中国の精神疾患分類第2版(Chinese classication of Mental disorders:CCMD-2)にも,この診断は含まれている。(Kaplan p578より)
[★]
- 英
- infection
- 関
- 定着、感染症、不顕性感染、顕性感染。サブクリニカル感染
- 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
- 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる