Chlamydophila pneumoniae
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Japanese Journal
- クラミドフィラ・ニューモニエIgA抗体が陽性となった acute respiratory distress syndrome (ARDS) の一症例
- 池田 智子,佐藤 幸子,佐伯 晋成,藤田 拓,齋藤 俊介,別所 昭宏
- 日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine 14(2), 227-228, 2007-04-01
- NAID 10024128422
- 性器クラミジア (クラミジア・トラコマチス), 肺炎クラミジア (クラミドフィラ・ニューモニエ)
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- 検体量 血清 0.2mL 採取容器 A1 保存条件 必凍 所要日数 5〜9日 検査方法 ELISA法 基準値 0.90 未満 判定基準:基準値関連 実施料 160点 判断料 免疫学的検査 (144点) 保険収載名 クラミドフィラ・ニューモニエIgM抗体
- クラミジア属はC. trachomatis, C. psittaci及びC. pneumoniaeの3種に分類されている。クラミドフィラ(クラミジア) ニューモニエ(C. pnuemoniae) は急性上気道炎、気管支炎、肺炎、慢性閉塞性肺疾患の急性憎悪などの各種呼吸器感染症の ...
- クラミジア(クラミドフィラ)・ニューモニエIgA抗体 解 説 クラミジア(クラミドフィラ)・ニューモニエ(Chlamydia(Chlamydophila) pneumoniae) は、急性及び慢性上気道炎、気管支炎、肺炎等の呼吸器疾患の起因菌である。飛沫感染に
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- 英
- erythromycin, EM
- 商
- アイロタイシン、エリスロシン、エコリシン、エリコリ、E-Mycin, Ery-Tab, Ery-C, Ilosone, Eryc, Ilotycin
- 関
- 抗菌薬
- first aid step1 2006 p.141,143,144,144-145,165,166,169,170,173,178,208
分類
-
特徴
- ペニシリン過敏症の患者に対する第一選択となる
- P450の阻害作用を持つので他の薬剤との相互作用に注意が必要。
- 耐性菌が多い。MRSAは100%、肺炎球菌は50%が耐性を持つ (SMB.157)
構造
作用機序
- 50Sに結合し、リボソームの動きを妨げることで、A siteのpeptidyl-tRNAをP siteに移動するのを妨げる?
- inhibit protein synthesis by blocking translocation
抗菌スペクトル
- IRE.166
動態
- IRE.166
- 分布:組織移行性がよく、ほとんどの組織に移行する。中耳、前立腺にも移行する。中枢神経系、関節腔には移行しづらい。
- 排泄:肝排泄。胆汁中に排泄。血液透析、腹膜透析では除去されない。
適応
注意
禁忌
副作用
USMLE
[★]
- 英
- Chlamydophila pneumoniae、C. pneumoniae、(Chlamydia pneumoniae)
- 同
- 肺炎クラミジア。クラミジア・ニューモニエ、クラミドフィラ・ニューモニエ、クラミドフィラ・ニューモニアエ
- 関
- クラミジア感染症、TWAR株、クラミドフィラ・ニューモニエ肺炎 Chlamydophila pneumoniae肺炎
[★]
- 英
- Chlamydia pneumoniae pneumonia
- 同
- Chlamydophila pneumoniae肺炎
- 関
- Chlamydophila pneumoniae。クラミジア肺炎
- Chlamydophila pneumoniaeによる肺炎である。
- Chlamydophila pneumoniaeの血清学的有病率は50-85%とされており、世界中に存在する生物である。
- 抗体保有率は年齢と共に増加する傾向があり、10歳未満の子供で10%未満、10代で30-40%、中年の成年で50%の抗体が検出される。
- 日本で肺炎の5-6%を占め軽症例が多い。
- 若年者よりも高齢者で発症が多いとされる。
- 感染様式は飛沫感染である。
- Chlamydophila pneumoniaeは偏性細胞内寄生菌である。
- グラム陰性菌と同様に内膜、外膜、およびLPSを有するが、ペプチドグリカンがほとんど無いため、ペニシリンに対する感受性が乏しいとされている。
- Chlamydophila pneumoniaeはトリプトファン生合成経路を欠いているので、インターフェロンγを介する免疫系に脆弱であり、またST合剤に耐性がある。
- 宿主の外では固い壁を有する基本小体 EBとなり、短時間生存可能となる。
- 感染者からの飛沫を吸入するなどして呼吸粘膜上皮に付着するとエンドサイトーシスにより細胞内に侵入、ファゴソーム内で網様体 RBとなり、細胞内で複製される。
- 複製のさなかにクラミドフィラの抗原が宿主細胞の表面に提示され、宿主の免疫応答を誘導する。
- 肺炎の症状は発熱、咳嗽、呼吸困難であるが、肺炎は軽症であることが多い。
- 他の病原体による肺炎と異なり、咽頭炎、喉頭炎、副鼻腔炎などの上気道炎症状を呈しやすい。また、中耳炎、気管支炎を起こしうる。
- 血液検査:WBCは正常から軽度上昇。
- 胸部レントゲン:小葉の透過性低下
[★]
- ラ
- Chlamydophila
- 関
- クラミジア属、Chlamydophila属、クラミドフィラ属