- 英
- circular ulcer, annular ulcer
- 腸管の短軸方向に形成される全周性の潰瘍であり、炎症性腸疾患、十二指腸潰瘍、虚血性大腸炎/虚血性腸炎などでみられる。
- 国試的には「腸結核でみられる」ものらしい(QB.A-142)
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Japanese Journal
- NSAID起因性小腸病変の精査中にバーチャル小腸内視鏡により発見されたMeckel憩室の1例
- 吉川 俊之,黒上 貴史,菊山 正隆
- Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi 111(1), 69-73, 2014
- … 症例は68歳女性.網膜静脈閉塞症でアスピリンを内服中であった.原因不明の消化管出血に対して行われたカプセル内視鏡で,小腸に多発するびらん・輪状潰瘍・出血を認め,NSAID起因性小腸病変と診断した.憩室は指摘できなかった.狭窄の評価目的にバーチャル小腸内視鏡を施行し,回盲弁から99cm口側にMeckel憩室を発見した.Meckel憩室の検索にはバーチャル小腸内視鏡が有用と考えられた. …
- NAID 130003383345
- 清涼飲料水多飲に伴うケトアシドーシスに大腸輪状潰瘍を合併したインスリン欠乏型の糖尿病の1例
- 今枝 憲郎,加藤 岳史,一柳 亞季,北田 はるか,岩瀬 宗司,大口 英臣,谷田 諭史,岡山 直司,城 卓志
- 糖尿病 55(5), 345-351, 2012-05-30
- NAID 10030976881
- 症例報告 清涼飲料水多飲に伴うケトアシドーシスに大腸輪状潰瘍を合併したインスリン欠乏型の糖尿病の1例
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- 大腸内視鏡にて回盲部に輪状潰瘍 (図4 )をみとめ、生検で乾酪性肉芽腫や抗酸菌が同定されると、腸結核と診断されます(図5 )。生検組織の抗酸菌培養も必要です。 内視鏡所見 回盲部が好発部位で、不整小潰瘍が多発して輪状と ...
- 小腸・大腸:腸結核:マクロ像:回盲部における輪状潰瘍と瘢痕を認める腸結核。 ... マクロ像:回盲部における輪状潰瘍と瘢痕を認める腸結核。 画像をクリックすると拡大表示します。
- 輪状潰瘍(annular ulcer,circular ulcer)は腸管短軸方向に走行する潰瘍で,典型的な場合には全周性の病変である.幅が広くなると帯状潰瘍(girdle ulcer)と呼ばれる.潰瘍または瘢痕によって対称性の狭窄を来した場合は輪状狭窄と表現 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 12歳の女児。間欠的腹痛と下痢とを主訴に来院した。生来健康であったが、3か月前から間欠性の腹痛と1日数回の下痢とが出現した。2か月前から体重が2kg減少し、腹痛と下痢とが改善しないため受診した。痔瘻を認める。粘血便を認めない。血液所見:赤血球400万、Hb 9.8g/dL、Ht 33%、白血球 6,000、血小板 35万。血液生化学所見:総蛋白 6.3g/dL、アルブミン 3.0g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 30IU/L、ALT 35IU/L。CRP 2.5mg/dL。
- 下部消化管内視鏡検査で予想されるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109E046]←[国試_109]→[109E048]
[★]
- 17歳の女子。下痢と肛門部痛とを主訴に来院した。6か月前から37℃前後の発熱と軟便とを認めた。2週前から6、7回/日の下痢を認めた。体温37.6℃。肛門周囲に瘻孔と腫脹とを認める。血液所見:赤血球310万、Hb 9.1g/dl、白血球9,800。CRP 6.8mg/dl。小腸造影写真を以下に示す。
- この疾患の下部消化管内視鏡検査でみられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D036]←[国試_103]→[103D038]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102D011]←[国試_102]→[102D013]
[★]
- 潰瘍性大腸炎に特徴的な下部消化管内視鏡所見はどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I012]←[国試_104]→[104I014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [108A015]←[国試_108]→[108A017]
[★]
- 英
- circular、annular、orbicular、(ラテン語形容詞)orbicularis
- 関
- 円形、環状、循環式、回覧物
[★]
- 英
- ulcer
- ラ
- ulcus
- 関
- びらん
- 粘膜の損傷が粘膜筋板に達し、その筋層を貫通した場合。