- 英
- cell wall lipopolysaccharide, cell wall LPS
- 関
- O抗原、リポ多糖
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
Related Links
- LPSはリピドAと呼ばれる脂質に、多分子の糖からなる糖鎖が結合した構造をとる(右図参照)。糖鎖部分は、コア多糖(またはコアオリゴ糖)と呼ばれる部分と、O側鎖多糖(O抗原)と呼ばれる部分から構成される。グラム陰性菌細胞壁の ...
- LPSはリピドAと呼ばれる脂質に、多分子の糖からなる糖鎖が結合した構造をとる(右図参照)。糖鎖部分は、コア多糖(またはコアオリゴ糖)と呼ばれる部分と、O側鎖多糖(O抗原)と呼ばれる部分から構成される。グラム陰性菌細胞壁の ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- lipopolysaccharide, LPS
- 同
- リポ多糖類、リポポリサッカライド
- 主にマクロファージを刺激して多彩な生理作用を表す
LPSの生物活性 (SMB.115-117)
- 2. ポリクローナルB細胞活性化:B細胞を刺激し、抗原非特異的に抗体産生細胞へと分化誘導。IgMクラスの抗体を産生させる。
- 3. マクロファージの活性化:サイトカイン(IL-1、TNF-α、IFN、コロニー刺激因子(CSF)など)、フリーラジカルを放出させる。
- 4. 補体の古典的経路、別経路を活性化
- 5. アラキドン酸代謝経路の刺激:ロイコトリエン、プロスタグランジンの産生亢進
- 6. 白血球との結合:生体ではLPS投与後1時間目に顆粒球減少(白血球凝集や末梢血管への貯留による)。2-4時間後、急激に白血球増加(骨髄の顆粒球の放出や顆粒球産
生の増加による)
- 7. 血小板の活性化と破壊:セロトニン、核酸、血小板因子3などを放出。LPSにより破壊されやすい
- 8. NK細胞やNKT細胞によるIFN-γの産生亢進
リポ多糖の受容体
- →リポ多糖受容体=CD14
リポ多糖のクリアランス(SMB.117)
- 血流に入ったLPSは、LPS結合タンパク質(LBP)や遊離CD14と結合し、ついで血清タンパク質(特に高比重リポタンパク質(HDL)と結合し、速やかに主に肝臓に取り込まれる。肝臓、脾臓などのマクロファージ系の貪食細胞がLPSを捕獲し、比較的長い時間かかって分解するらしい。
リポ多糖の臨床的意義 (SMB.117-118)
エンドトキシンショック
抗生物質誘発内毒素遊離
- 内毒素は菌が増殖するときに、外膜より遊離。
- ある種の抗生物質は菌を殺す際、大量の内毒素の遊離を招く
検査
[★]
- 英
- polysaccharide
- 同
- グリカン glycan
- 関
- 多糖体
[★]
- 英
- cell
- ラ
- cellula
- 関
[★]
- 英
- saccharide
- →糖質