- 英
- malignant pleural effusion
- 関
- 悪性胸水
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Japanese Journal
- 直腸癌術後肺転移再発, 癌性胸水に対し bevacizumab が著効した1例
- 木村 洋平,五井 孝憲,藤岡 雅子,小練 研司,永野 秀樹,村上 真,廣野 靖夫,飯田 敦,片山 寛次,山口 明夫
- 日本外科系連合学会誌 35(5), 750-753, 2010-10-30
- NAID 10027658274
- 癌性胸水症例に対する活性化自己リンパ球の胸腔内投与の効果
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- 図5 胸水の種類(しん出性胸水と漏出性胸水の鑑別) しん出性 漏出性 総タンパク 胸水/血性>0.5 >3.0g/dl <2.5g/dl LDH 胸水/血性>0.6または >血性 LDH 正常上限値×2/3 >200単位 <200単位 外 観 混濁 透明 比 重 >1.018 ...
- 乳がん健診や免疫治療・治療例 ・癌科学療法などのご相談承ります。 あきらめない治療|免疫療法 癌性胸水 肝転移 癌性腹水のご相談は 京都市左京区の乳がん検診 菅 典道クリニック
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- 英
- malignant pleural effusion
- 関
- 癌性胸水
[★]
癌性胸水、悪性胸水
[★]
- 英
- pleural effusion, pleural fluid
- 同
- 胸膜滲出液 pleural exudate
- 関
- 胸水貯留
概念
- 胸膜腔内の液体。
- 元々は壁側胸膜で産生され、胸膜腔に開口部を有する壁側胸膜のリンパ管から排出されると考えられている。
- 生理的に少量20ml程度の胸水が存在し、壁側胸膜と臓側胸膜との摩擦を低減させ、呼吸運動を円滑にする作用がある。
- 病的な状態の存在により、産生と排出のバランスが崩れると胸水が貯留する。
組成
- IMD.457
量
|
0.1-0.2 ml/kg
|
細胞数
|
1000-5000 /ul
|
mesothelial cells
|
3-70%
|
monocytes
|
30-75%
|
lymphocytes
|
2-30%
|
granulocyte
|
10%
|
蛋白
|
1-2 g/dl
|
アルブミン
|
50-70%
|
糖
|
血糖と同じ
|
LDH
|
血清レベルの50%以下
|
pH
|
血清よりややアルカリ性
|
種類
|
漏出性胸水
|
滲出性胸水
|
外観
|
透明
|
混濁
|
比重
|
<1.015
|
>1.018
|
タンパク
|
<2.5 g/dL
|
>3.0 g/dL
|
LDH
|
<200単位
|
>200単位
|
Rivalta反応
|
(-)
|
(+)
|
原因疾患
- 漏出性胸水:うっ血性心不全が多い
- 滲出性胸水:結核性胸膜炎と癌性胸膜炎が半数以上
漏出性胸水(transudative pleural effusion)と滲出性胸水(exsudative pleural effusion)の鑑別
Lightの基準(Light's criteria) (Chest 1995;107:1604)
- 以下いずれかに合致する場合、滲出性胸水と判断する。感度98%、特異度83%。ただし、25%の例で漏出性胸水が滲出性胸水と判定される場合があるので、特異度の高い検査で確認する。
- 1. 胸水蛋白/血清蛋白>0.5
- 2. 胸水LDH/血清LDH>0.6
- 3. 胸水LDH>血清LDH上限の2/3
より特異度の高い検査
- 血清Alb-胸水≦1.2 ならば滲出性胸水である。(感度87%、特異度92%)
- 血清TP-胸水TP≦3.1 ならば滲出性胸水である。(感度84%、特異度91%)
- 胸水コレステロール > 45mg/dLかつ 胸水LDH > 200 (感度90%、特異度98%)
漏出性胸水
原因による分類
- 静水圧↑:うっ血性心不全、収縮性心膜炎、アミロイドーシス
- 血漿膠質浸透圧↓:ネフローゼ症候群、肝硬変、低栄養
滲出性胸水
身体所見
- 肺肝境界:(右肺ならば)上昇
- 心濁音境界:(十分に貯留していれば)消失
-
検査
- CPAがdullであれば300mlの胸水貯留が示唆される
診断
- 胸水の有無についての診察と画像検査で確定できる。
- 原因については、スクリーニング検査を追加する必要がある。
治療
[★]
- 英
- cancerous、carcinomatous
- 関
- がん、癌、がん性