- 同
- Rosenberg撮影肢位
- 関
- 変形性膝関節症
- 図:SOR.585
- 膝を軽度屈曲させ(大腿骨と脛骨のなす角が45°)、X線の入射角を水平線から上方10°より入射させて撮影すると大腿脛骨関節の初期変化が良く描出される。
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- 英
- osteoarthritis, OA
- ラ
- arthritis deformans
- 同
- 変性関節疾患, degenerative joint disease, DJD、degenerative arthritis, hypertrophic arthritis、骨関節症 osteoarthrosis
- 関
- 変形性股関節症
概念
- 慢性関節疾患(変性・退行性)
- 関節軟骨、半月などの退行変性を基盤に、軟骨破壊と同時に骨軟骨の再造成を来し、関節形態が変化する疾患。
疫学
- 発症頻度:女性>男性
- 加齢に伴い罹患頻度が上昇。60歳以降で10-18%(SOR.233)
- 60歳以上では関節にX線上の変化が認められる → X線上の変化があっても無症状な場合もある
- 頻度:変形性膝関節症 > 変形性股関節症
病型
- 一次性変形性関節症:原疾患不明
- 二次性変形性関節症:続発症として(関節外傷、形態異常、代謝異常、他の関節疾患など)
病因
疾患感受性遺伝子
- 1. secreted frizzled-related protein 3 gene(FRZB)
- 軟骨成熟を制御する糖タンパクであるWntのシグナルを阻害
- small leucine-rich proteoglycanに属するマトリックス蛋白
- TGFβと結合してTGFβシグナルを阻害し、アグリカンやII型コラーゲン発現を抑制
- Ca2+を結合する細胞内蛋白。アグリカンやII型コラーゲンの発現を増大させる
- 軟骨の分化誘導に関わるTGFβ family member
- 軟骨マトリックス産生の増大
病態生理
身体所見
症状
- 関節のこわばり、疼痛、腫脹で、
- 進行例:可動域制限、関節変形
検査
単純X線写真
*関節裂隙の狭小化、消失
治療
-
- 変性半月切除関節内debridement
- 高位脛骨骨切り術(HTO)
- 人工膝関節置換術(TKA)
[★]
ローゼンバーグ撮影肢位
[★]
- 英
- exposure、photograph
- 関
- 写真、曝露、被曝、露光、露出