アズレン、L-グルタミン
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Japanese Journal
- 25-P6-32 アズレン・グルタミン製剤の安定性 : 患者保管想定時における安定性試験
- 佐々木 直子,久道 周彦,鎌田 佐知子,後藤 希久子,菊地 宏明,高橋 將喜,中村 郁子,中本 祥子,片岡 祐美,竹下 光弘
- 日本病院薬学会年会講演要旨集 9, 260, 1999-08-20
- NAID 110001265694
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- エルメッド エーザイ株式会社のアズレン・グルタミン細粒「EMEC」(消化器官用薬)、 一般名アズレンスルホン酸ナトリウム(Sodium azulene sulfonate) L-グルタミン(L- Glutamine) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
販売名
有効成分(1g中)
- アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 3mg
L‐グルタミン 990mg
添加物
- アスパルテーム(L‐フェニルアラニン化合物)、含水二酸化ケイ素、タルク、ヒドロキシプロピルセルロース
効能または効果
下記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善
- 通常成人1日1.5〜2.0gを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- 本剤をラット幽門結紮アスピリン潰瘍及びラットエタノール胃潰瘍に適用するとき、いずれも抑制効果を認めた。また、ラット幽門結紮アスピリン潰瘍に対して、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物単独投与及びL‐グルタミン単独投与と、両剤の配合製剤の投与を行ったところ、その配合による相乗効果が認められた。3)
有効成分に関する理化学的知見
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
一 般 名
- アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)
(Sodium Gualenate Hydrate)
化 学 名
- Sodium 1,4‐dimethyl‐7‐isopropylazulene‐3‐sulfonate
分 子 式
分 子 量
構 造 式
物理化学的性状
- アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は暗青色の結晶又は結晶性の粉末で、におい及び味はない。
本品はメタノールにやや溶けやすく、水又は酢酸(100)にやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、無水酢酸、ジエチルエーテル又はヘキサンにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→200)のpHは6.0〜9.0である。
本品は光により変化する。
L‐グルタミン
一 般 名
化 学 名
- (2S)‐2,5‐Diamino‐5‐oxopentanoic acid
分 子 式
分 子 量
構 造 式
物理化学的性状
- L‐グルタミンは白色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異な味がある。
本品はギ酸に溶けやすく、水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物、L-グルタミン
- 関
- 消化性潰瘍用剤
[★]
- 英
- azulene
- 化
- アズレンスルホン酸ナトリウム azulene sulfonate sodium
- 商
- AZ、アズガグル、アズクレニンS、アズノール、アズノールST、アズラビン、アズレイ、アズレミック、アズレミン、アズレワン、アズレン・グルタミン、アズレンスルホン酸ナトリウム・L-グルタミン、アゾテシン、アテネレン、アボダース、ウルクゾール、エマーゲン、グリマック、グロリアミン、セダガストン、トーワズレン、ノズレン、バウロ、ハスレン、フォルテガード、ポドニンS、マーズレン、マーズレンS、マズレニン、マナミンGA、メサドリンS、ヨウズレンS、ルフレン、水溶性アズレン
- 関
- ジメチルイソプロピルアズレン、(合剤)マーズレン
- 含嗽剤
[★]
- 英
- glutamine, Gln, Q
- 同
- 2-アミノグルタルアミド酸 2-aminoglutaramic acid
- 関
- アミノ酸、グルタミン酸
- 極性。無電荷。
- グルタミン酸の側鎖上のカルボキシル基の代わりにアミド基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-CH2-CO-NH2