B群連鎖球菌感染症
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Japanese Journal
- 新生児B群溶血性連鎖球菌感染予防のための,妊娠中のクロラムフェニコール腟錠投与の試み
- 三橋 玉枝,中川 昌子,行岡 慶介,中西 健太郎,木下 弾,山崎 則行
- 産婦人科の進歩 65(2), 119-125, 2013
- … 分娩時予防的抗菌剤投与(IAP)が行われるようになり早発型GBS感染症は減少したが,今後耐性菌のリスクが懸念される.耐性菌の原因となるIAPの対象症例を減らす可能性はないかと考え,34~37週にGBS陽性であった症例にクロラムフェニコール腟錠(CP腟錠)による局所除菌を試みた.同時にGBS保菌率,新生児への伝播率,IAP開始から分娩までの所要時間・破水から分娩までの所要時間が新生児へのGBS伝播に及ぼす影響に …
- NAID 130003362662
- P2-47-2 新生児GBS感染症予防対策は新生児大腸菌保有率を上昇させるか(Group103 周産期・感染症2,一般演題,第64回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 藤田 聡子,金川 武司,石井 貴子,脇本 哲,柿ヶ野 藍子,金山 智子,湊 健志,味村 和哉,谷口 友基子,冨松 拓治,木村 正
- 日本産科婦人科學會雜誌 64(2), 731, 2012-02-01
- NAID 110009583539
- 妊娠後期例を対象としたreal-time PCR法によるB群溶血性レンサ球菌の検出と莢膜型別判定 : 周産期感染症予防を目的として
Related Links
- 流行は? B群連鎖球菌(Group B Streptococcus: GBS)は、新生児に細菌性髄膜炎を起こすことがあります。1999年4月からの日本の感染症発生動向調査では、細菌性髄膜炎は4類感染症として基幹定点病院による把握疾患となりました ...
- GBSとは、Group B Streptococcusの略で、B群溶血性連鎖球菌という細菌のことです。10-15%の妊婦さんが常在菌として持っているといわれていて、特に珍しい細菌ではなく、ほとんどはお母さん自体に症状はありません。しかし、産道 ...
- 経腟分娩で母体から赤ちゃんに産道感染すると、新生児GBS感染症という重大な病気を起こす心配が極めて稀なのですがあります。赤ちゃんを守るには、妊娠後期に検査をして、陽性なら産道感染を分娩時 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- group B streptococcal infection GBSI
- 同
- B群溶連菌感染症、GBS感染症 GBS infection、B群溶血性レンサ球菌感染症 infectious diseases due to group B streptococci
- 関
- B群連鎖球菌
病原体
感染経路
症状
予防
- 予防の適応:妊娠33-37週に膣周辺の培養検査を行い、陽性であった場合、あるいは前回の分娩でGBS感染患児が分かっている場合、さらに培養検査の結果が明らかになっていない場合(ガイドライン1)
- 抗菌薬はペニシリンを用いるが、ペニシリンアレルギーがある場合にはクリンダマイシン、さらにこれに抵抗性がある場合にはバンコマイシンを経腟分娩中に経静脈的に投与する。
- 分娩中に投与するのは、分娩前の投与では産道に定着しているGBSを除去できないためである。(経口でなく)静脈投与するのは経胎盤的に胎児に移行させるため母親の血中、そして胎児が嚥下する羊水中、この両方の薬物濃度を迅速に上昇させるために必要とされる。(参考1)
ガイドライン
- http://www.jsog.or.jp/activity/guideline.html
参考
- 1. [charged] 新生児および乳児におけるB群レンサ球菌感染症 - uptodate [1]
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- 英
- infectious disease
- 関
- 感染、定着、感染症法
- 病原体から引き起こされる疾患
- 感染が成立して、宿主に病気が発症した状態
- →宿主が病原体を追い出そうとしている状態
地域別の感染症
参考になるリンク
- http://www.forth.go.jp/tourist/worldinfo/index.html
- Centers for Disease Control and Prevention
- http://www.cdc.gov/
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- 英
- infection
- 関
- 定着、感染症、不顕性感染、顕性感染。サブクリニカル感染
- 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
- 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる
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- 英
- sis, pathy