- 32歳の女性。0経妊0経産、妊娠28週の妊婦健康診査まで異常は認めなかった。妊娠30週の妊婦健康診査で血圧150/100mmHg。尿蛋白1+。下肢の浮腫1+であった。入院して、安静と食事療法とを行ったが、症状は改善しなかった。妊娠34週に血圧180/120mmHg。尿蛋白2+。下肢の浮腫2+となった。また、2~3分間隔の子宮収縮を自覚した。この時の内診所見では、先進部は後頭部で子宮ロは2cm開大、位置後方で、頸管は硬、展退30%、SP-2であった。超音波断層検査で児の推定体重は1,400gであった。
- この時点での胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
- a. 高血圧は軽症に分類される。
- b. 子宮頸管は熟化している。
- c. 胎児発育は週数相当である。
- d. 児頭が圧迫されている。
- e. 急遂分娩が必要である。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 30歳の2回経産婦。分娩は2回とも児頭骨盤不均衡(CPD)のため帝王切開を受けた。妊娠30週3日で少量の性器出血があり、近医から紹介され入院した。内診所見では子宮口未開大。超音波断層検査では胎児の推定体重は1,500gである。入院直後の胎児心拍陣痛図とMRIとを以下に示す。考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- ある町で下痢や腹痛を訴える者が相次ぎ、住民の半数以上にのぼった。そのすべてが町営水道水を飲用していたが、煮沸した水の飲用者に症状はみられなかった。末端の給水栓からは衛生上必要な遊離残留塩素が検出された。下痢、腹痛の原因として最も可能性の高いのはどれか。
[正答]
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