- 70歳の女性。全身倦怠感と食欲不振とのため入院した。3年前から、腰痛と膝関節痛とのため非ステロイド性抗炎症薬を服用していた。尿所見:尿量2,200ml/日、蛋白(±)、蛋白定量1.5g/日。血液所見:赤血球320万、Hb 9.0g/dl、白血球4,000、血小板12万。血清生化学所見:総蛋白9.5 g/dl、アルブミン4、0g/dl、尿素窒素28mg/dl、クレアチニン1.7mg/dl、Na 138 mEq/l、K4.5mEq/l、Cl 115mEq/l、Ca 13.0mg/dl、P3.7mg/dl。診断に必要な検査はどれか。
- (1) 血清蛋白免疫電気泳動
- (2) 血清活性型ビタミンD3測定
- (3) 血清PTH測定
- (4) 腎生検
- (5) 骨髄生検
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 21歳の女性。2週前から発熱をきたし、近医で解熱薬と抗菌薬との投与を受けたが軽快せず、昨日から紫斑が出現したため入院した。左肋骨弓下に脾を3cm触知する。血液所見:赤血球210万、Hb 6.8 g/dl、Ht23%、網赤血球25‰、白血球2,300(好中球23%、好酸球2%、単球5%、リンパ球67%、異型リンパ球3%)、血小板2.3万。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 70歳の男性。全身倦怠感と食欲不振とのため入院した。6か月前から肺癌のために化学療法を受けていた。意識は清明で、身体所見に異常はない。尿所見:比重1.014、浸透圧600 mOsmll(基準50~1,300)、蛋白(-)、糖(-)。血清生化学所見:尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.6 mg/dl、尿酸1.1 mg/dl、Na 120mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 87mEq/l、浸透圧249 mosmll(基準275~288)。この患者で行うべき処置はどれか。
[正答]
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