- 英
- non-oliguric acute renal failure
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 須藤 博明,辻 美代子,卯西 元
- 日本小児腎臓病学会雑誌 13(1), 33-37, 2000
- … 非乏尿性急性腎不全と診断し,輸液,安静と塩分制限で治療したところ,腎機能は順調に改善した。 …
- NAID 130000078213
- 佐野 元昭,堀川 哲彦
- 日本内科学会雑誌 85(10), 1688-1693, 1996-10-10
- … 急性間質性腎炎は病理組織学的概念であり,その病因や発症機序は単一でない.かつては猩紅熱,レプトスピラ症など感染症によるものが多かったが,最近は薬剤性間質性腎炎が多い.非乏尿性急性腎不全が少なくなく,臨床症状を欠く場合もあるので,常にこの疾患を疑い腎不全の存在に気着くことと,腎生検による組織診断が必要である.その際に尿細管機能障害(尿中β2M, NAGなど),好酸球増加,尿中好酸球, Gaシンチなどが参考と …
- NAID 10005230472
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- シスプラチン惹起非乏尿性急性腎不全ラットにおける心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)の腎に対する反応性 Renal Responses to Atrial Natriuretic Peptide (ANP) in Rats with Non-Oliguric Acute Renal Failure Induced by Cisplatin
- 非乏尿性急性腎不全の発症機序に関する研究 Pathogenesis of nonoliguric acute renal failure. Research Project Number:63480188 ... (目的)急性腎不全には乏尿性(OARF)および非乏尿性(NOARF)のタイプがあるが、両者の発症機序の差異 ...
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★リンクテーブル★
[★]
非乏尿性急性腎不全
[★]
- 英
- acute renal failure, ARF
- 関
- 腎不全
HIM.1752-
定義
分類
原因部位による分類
- 1. 腎前性急性腎不全
- 2. 腎性急性腎不全
- 3. 腎後性急性腎不全
検査
腎前性急性腎不全と腎性急性腎不全の鑑別
- YN.E-21改変
指標
|
腎前性
|
腎性
|
濃縮能
|
尿浸透圧
|
>500 mOsm/L
|
<350 mOsm/L
|
尿/血漿浸透圧
|
>1.5
|
<1.1
|
尿/血清Cr比
|
> 40
|
< 20
|
尿/血清BUN比
|
> 20 尿の濃縮は正常(ってこと?)
|
< 20
|
BUN/血清Cr (BUN/Cr比)
|
> 20 腎前性要素(腎血量↓)を示唆
|
< 20
|
Na再吸収
|
尿中Na濃度
|
< 20 mEq/L
|
> 40 mEq/L
|
FENa
|
< 1.0% 尿細管機能は保たれる
|
> 1.0% Naダダ漏れ
|
治療
病期に応じた治療
- 体液欠乏の補充、腎後性閉塞の検索、腎毒性物質の中止、基礎疾患の治療、フロセミド、マンニトールの使用
- 血液浄化療法、水・電解質の維持、K摂取制限、アシドーシス補正、リン結合薬・Caの投与、適切な蛋白・カロリーの摂取、尿毒症の自他覚所見の監視、感染の監視、腎機能障害の程度に応じた薬物投与量の減量
- 多量の体液電解質喪失の監視と補充、感染の監視、適切な薬物投与量
血液浄化療法
急性腎不全における血液浄化療法の導入基準
- 出典不明
- 1)腎不全による溢水症状、肺水腫、心タンボナーデ
- 2)腎不全による中枢神経症状
- 3)腎不全による消化器症状
- 1)BUN上昇1日20mg/dl以上
- 2)血清K 6-6.5mEq/I以上
- 3)血清重炭酸イオン 12-15mEq/l未満
- 出典不明
- 意識障害、肺水腫の出現
- 3日以上続く乏尿
- 血清Cr 7mg/dl以上
- 血清K 6mg/l以上
予防
- 全般 :必要最小限の薬剤使用、補液による尿量の確保
- 造影剤:腎機能低下例(多発性骨髄腫、糖尿病性腎症、慢性腎不全)では造影剤の使用を避ける
- 高尿酸尿の予防:悪性腫瘍、白血病に対し細胞崩壊を来す薬剤を使用する場合にはアロプリノールを投与し尿酸の産生を抑制する
[★]
- 英
- renal failure, renal insufficiency, renal dysfunction
- 関
- 腎臓。腎排泄
定義
- GFR 30 ml/分以下。
- 臨床的には、血清クレアチニン2 mg/dl以上。
腎不全
経過による分類
原因による分類
症状
- 呼吸・循環器症状
- 消化器症状
- 中枢・末梢神経症状
- 骨代謝異常
- 造血障害
- 免疫不全
- 内分泌機能異常
- 糖・脂質代謝障害
- 眼症状
- 皮膚症状
検査
- 高窒素血症
- 代謝性アシドーシス
- 高カリウム血症
- 高リン血症
- 低カルシウム血症
- 副甲状腺ホルモン増加
- 画像検査:(超音波エコー、CT、MRI)慢性腎不全であれば腎の萎縮が認められる。
治療
注意
- 造影剤の使用:腎機能をさらに悪化させる ← 血液透析で造影剤を除去する
参考
- http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/primers/pdf/CKDguide2009.pdf
国試
[★]
- 英
- oliguria
- 同
- 尿量過少症
- 関
- 尿、無尿、乏尿・無尿
原因による分類
定義
- 400ml/day以下。400/24=16.7ml/hr以下
- 0.5 ml/kg/h (ICU.501)
- 尿量 0.5 l/day(2007年後期生理学授業プリント)
意義
- 一日の溶質排泄必要量 10 mg/kg を排泄できなくなる(2007年後期生理学授業プリント)
[★]
- 関
- 機能不全、失敗、不十分、不全症、不足、無能、無能力、弁閉鎖不全、弁閉鎖不全症、機能不全症
[★]
- 英
- acute
- 関
- 急性的、鋭い、鋭形、急性型