- 英
- aerophagy, air swallowing
- 同
- 呑気症 aerophagia
- 関
- 空気嚥下、脾弯曲部症候群、胸やけ
病因
-
- 不適切な食物・飲料摂取方法
- スポーツ(例えば、水泳)
症状
治療
- げっぷや放屁とともに軽快することが多い。
- 腸管運動を活発化させるために、水・食物摂取を試みる。
参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%B0%97%E5%9A%A5%E4%B8%8B%E7%97%87
http://www.ogorimii-med.net/advice/kakehasi2.htm
http://www.haranari.com/donkisyou.html
WordNet
- swallowing air (usually followed by belching and discomfort and flatulence)
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/15 06:37:33」(JST)
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空気嚥下症(くうきえんげしょう、英: aerophagia)とは、空気を大量に飲み込んでしまうことによって、げっぷがたくさん出たり腹部膨満感を覚える状態のことである。呑気症(どんきしょう)とも呼ばれる。
目次
- 1 原因
- 2 症状
- 3 治療
- 4 噛みしめ呑気症候群
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
原因
精神的なストレスが主な原因である。また、食事の際に食物と一緒に空気を飲み込んでしまい症状が出る場合もある。
症状
空気嚥下症では次のような症状が現れる。
唾液を飲み込むことによって、同時に空気も飲み込んでしまい、これらの症状が増強される。
治療
通常は一定時間続くと解消されるが、症状が出やすい体質もあるので、念のために腹部X線や内視鏡、CT、超音波などで消化器の検査をし、消化器官の疾患を否定する。
治療には、緊張や不安などのストレスを取り除くことが最重要である。薬物療法では抗不安薬が使用される。
噛みしめ呑気症候群
噛みしめ呑気症候群(かみしめどんきしょうこうぐん)は、東京医科歯科大学の教授である小野繁が命名したもので、「(奥歯を)噛みしめる」動作に着目している。
ストレスなどによって無意識のうちに奥歯を噛みしめ、大量の空気を含んだ唾液を飲み込んでしまい、胃腸に空気がたまって前述のような症状が現れるだけでなく、噛みしめる動作によって頭痛や肩こりをも引き起こす。
この「噛みしめ呑気症候群」は、2006年8月1日放送の「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」(テレビ朝日系)で取り上げられた。
関連項目
外部リンク
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Japanese Journal
- P-379 重症心身障がい児の空気嚥下症に対する新しい術式 : 食道胃離断+有茎空腸による空気排出孔造設術(重症心身障害児1,ポスターセッション,第48回日本小児外科学会学術集会)
- 福澤 宏明,漆原 直人,福本 弘二,杉山 彰英,渡辺 健太郎,光永 眞貴,草深 純一,三宅 啓,長谷川 史郎
- 日本小児外科学会雑誌 47(4), 769, 2011-07-05
- NAID 110008735486
- P-98 年長児呑気症(空気嚥下症)の臨床像と浣腸・ジメチコン・大建中湯療法(小児外科と漢方,ポスターセッション,第48回日本小児外科学会学術集会)
- 李 光鐘,猪股 裕紀洋,阿曽沼 克弘,岡島 英明,山本 栄和,白水 泰昌,塚本 千佳,吉井 大貴
- 日本小児外科学会雑誌 46(6), 946-950, 2010-10-20
- … 純X線写真で胃内に高度のガス貯留と小腸のびまん性のガス貯留が認められた.精査では閉塞性病変は認められなかった.起床後腹部ガス貯留が著明に増加する一方で,夜間就寝すると軽快することから呑気症(空気嚥下症)と診断された.ファモチジン,大建中湯内服では症状不変で,持続的に胃内容を排出する目的で経鼻胃管を留置した.胃内容の排出促進を目的として塩酸イトプリド,クエン酸モサプリドの内服を開始したが1か …
- NAID 110007817468
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gastric air bubble, stomach bubble
診断的意義
[★]
- 英
- eructation
- 同
- 曖気 おくび belching
- 関
- 胃食道逆流症
病態
[★]
- 英
- splenic flexure syndrome
- 同
- 脾彎曲部症候群、左結腸曲症候群 left colonic flexure syndrome
- 関
- 空気嚥下症
[★]
- 英
- swallowing, deglution (SP)
- ラ
- deglutitio
- 同
- 飲み込み
- 関
- 嚥下反射
- 嚥下の第1相は随意的
- 嚥下の第2,3相は多シナプス反射により起こる。
嚥下の相 (also see SP.719)
- 1. 口腔相(第1期) 随意的
- 2. 咽頭相(第2期) 反射
- 食塊→咽頭壁、軟口蓋刺激→延髄嚥下中枢による反射
- 咽頭相中、呼吸停止(嚥下性無呼吸)
- 開口部 閉鎖する構造
- 鼻腔 舌
- 口腔 軟口蓋
- 気道 喉頭蓋
- 咽頭 -
食道括約筋 (also see SP.720)
- 下部食道2/3を占める平滑筋
- LESは収縮し、胃からの逆流を防ぐ
- 迷走神経支配(背側運動核、アセチルコリン作動性)
- →Auerbach神経叢の節後ニューロン(アセチルコリン作動性(興奮性)、NO,VIP作動性(抑制性))
臨床関連
- 食道下部のAuerbach神経叢細胞の消失および変性→食道下部の蠕動(-)、LESの反射性弛緩(-)→口側食道の拡張→嚥下障害、無胆汁性嘔吐、逆流性食道炎
[★]
- 英
- air、aero
- 同
- 大気 atmospheric air
- 関
- 気体、エアロ
表1: 乾燥空気の成分
成分 |
化学式 |
体積比 [%] |
重量比 [%]
|
窒素 |
N2 |
78.084 |
75.510
|
酸素 |
O2 |
20.946 |
23.010
|
アルゴン |
Ar |
0.930 |
1.286
|
二酸化炭素 |
CO2 |
0.034 |
0.040
|
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- aerophagia, air swallowing
- 関
- 呑気、空気嚥下症