ナファゾリン。naphazoline nitrate
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Japanese Journal
- 硝酸ナファゾリン点鼻により意識障害, 低体温, 不規則呼吸, 徐脈を呈した1乳児例
- 硝酸ナファゾリンの吸入により呼吸状態の著明な改善を認めた急性細気管支炎の1例 (主題 呼吸器疾患)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- 塩化ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、ベンザルコニウム塩化物、乾燥炭酸ナトリウム
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2歳未満の乳・幼児〔本剤の作用が強くあらわれ、ショックを起こすことがある。〕
- MAO阻害剤の投与を受けている患者〔併用により、急激な血圧上昇を起こすおそれがある。〕
効能または効果
- 上気道の諸疾患の充血・うっ血、上気道粘膜の表面麻酔時における局所麻酔剤の効力持続時間の延長
- 通常、成人鼻腔内には、1回2〜4滴を1日数回、咽頭・喉頭には1回1〜2mLを1日数回塗布又は噴霧する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
局所麻酔剤への添加には、局所麻酔剤1mLあたり0.05%液2〜4滴の割合で添加する。
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- 冠動脈疾患のある患者〔冠動脈疾患を悪化させるおそれがある。〕
- 高血圧症の患者〔血圧が上昇するおそれがある。〕
- 甲状腺機能亢進症の患者〔本剤に対する感受性が高まるおそれがある。〕
- 糖尿病の患者〔血糖値が上昇するおそれがある。〕
- 交感神経作用薬による不眠、めまい等の既往のある患者〔本剤の作用が強くあらわれるおそれがある。〕
薬効薬理
- ナファゾリンは血管平滑筋のα-アドレナリン受容体に直接作用して血管を収縮させる。2)
- アドレナリンより強い末梢血管収縮作用を有し、作用持続時間も長い (ウサギ耳殻血管)。3)
- 鼻閉塞を訴えるアレルギー性鼻炎の患者に0.1%ナファゾリン硝酸塩を投与した場合、作用発現は投与直後から15分以内に認められ3〜4時間持続する。4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ナファゾリン硝酸塩 (Naphazoline Nitrate)
化学名
- 2-(Naphthalen-1-ylmethyl)-4, 5-dihydro-1H -imidazole mononitrate
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、水にやや溶けにくく、無水酢酸に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- naphazoline hydrochloride
- 関
- ナファゾリン、硝酸ナファゾリン
[★]
- 関
- naphazoline、naphazoline hydrochloride
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- naphazoline
- ラ
- naphazolinum
- 化
- 硝酸ナファゾリン naphazoline nitrate, naphazolini nitras。naphazoline hydrochloride
- 商
- プリビナ、コンドロンナファ
[★]
- 英
- nitric acid, nitrate
- 関
- 硝酸塩、亜硝酸 nitrous acid、亜硝酸塩 nitrite
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
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