- 英
- naphazoline
- ラ
- naphazolinum
- 化
- 硝酸ナファゾリン naphazoline nitrate, naphazolini nitras。naphazoline hydrochloride
- 商
- プリビナ、コンドロンナファ
WordNet
- vasoconstrictor (trade names Privine and Sudafed) used in nasal sprays to treat symptoms of nasal congestion and in eyedrops to treat eye irritation (同)Privine, Sudafed
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/12/31 07:54:14」(JST)
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ナファゾリン
|
|
IUPAC命名法による物質名 |
IUPAC名
2-(naphthalen-1-ylmethyl)-4,5-dihydro-1H-imidazole
|
臨床データ |
投与方法 |
局所 |
薬物動態データ |
生物学的利用能 |
? |
代謝 |
? |
排泄 |
? |
識別 |
CAS番号
|
835-31-4 |
ATCコード |
R01AA08 (WHO) |
PubChem |
CID: 4436 |
DrugBank |
DB06711 |
ChemSpider |
4283 |
UNII |
H231GF11BV |
KEGG |
D08253 |
ChEMBL |
CHEMBL761 |
化学的データ |
化学式 |
C14H14N2 |
分子量 |
210.274 |
SMILES
-
N\1=C(\NCC/1)Cc2cccc3c2cccc3
|
InChI
-
InChI=1S/C14H14N2/c1-2-7-13-11(4-1)5-3-6-12(13)10-14-15-8-9-16-14/h1-7H,8-10H2,(H,15,16)
-
Key:CNIIGCLFLJGOGP-UHFFFAOYSA-N
|
ナファゾリン(naphazoline) は、血管収縮剤として利用される有機化合物。一般的には塩酸塩として用いられる。
性質
無臭の白い粉末で、味はとても苦い。水に溶けやすく、水溶液は酸性を示す。エタノールにはやや溶けやすく、酢酸には難溶。融点は約240℃から260℃。
ナファゾリン |
CAS登録番号 |
分子式 |
モル質量
g mol−1 |
日化辞番号 |
PubChem |
ナファゾリン |
835-31-4 |
C14H14N2 |
210.28 |
J7.133A |
4436 |
塩酸塩 |
550-99-2 |
HCl C14H14N2 |
246.74 |
J262.810D |
11079 |
硝酸塩 |
5144-52-5 |
HNO3 C14H14N2 |
273.29 |
J300.553D |
21225 |
用途
主に二つに分けられる。
- ひとつは、点眼薬としての利用で、目が充血した際にナファゾリンの血管収縮作用で粘膜に直接適用させ、充血を抑える。
- ふたつめに点鼻薬としての利用で、鼻炎症患者の鼻腔内で腫脹ができ、鼻づまりがある際に腫脹を縮小させ鼻づまりを改善させる。
- 近年、経鼻上部消化管内視鏡の前処置として、点鼻されている。
注意
- ナファゾリン塩酸塩は、滞留時間が長いため依存性が非常に強く、刺激もあるため大量に投与してはならない。また長期連用は避けること。
- MAO阻害剤を併用すると、アドレナリン作動薬であるナファゾリンの昇圧作用がMAO阻害剤によって増強され、急激な血圧上昇を引き起こす可能性があり、最悪の場合、死に至る可能性もある。
効能・効果
- 表在性充血(原因療法と併用)
- 上気道の諸疾患の充血・鬱血、上気道粘膜の表面麻酔時における局所麻酔剤の効力持続時間の延長
|
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Japanese Journal
- 山口 充,間藤 卓,大井 秀則,中田 一之,井口 浩一,熊井戸 邦佳,杉山 聡
- 日本救急医学会雑誌 22(6), 291-296, 2011-06-15
- NAID 10029368625
- 症例報告 ナファゾリン含有外用殺菌消毒薬服用により急速に肺水腫に陥った1例
Related Links
- InChI=1S/C14H14N2/c1-2-7-13-11(4-1)5-3-6-12(13)10-14-15-8-9-16-14/h1-7H,8 -10H2,(H,15,16) Key:CNIIGCLFLJGOGP-UHFFFAOYSA-N. ナファゾリン( naphazoline) は、血管収縮剤として利用される有機化合物。一般的には塩酸塩として 用い ...
- プリビナとは?ナファゾリンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:病気別版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プリビナ液0.05%
組成
有効成分・含量(1mL中)
添加物
- 塩化ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、ベンザルコニウム塩化物、乾燥炭酸ナトリウム
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2歳未満の乳・幼児〔本剤の作用が強くあらわれ、ショックを起こすことがある。〕
- MAO阻害剤の投与を受けている患者〔併用により、急激な血圧上昇を起こすおそれがある。〕
効能または効果
- 上気道の諸疾患の充血・うっ血、上気道粘膜の表面麻酔時における局所麻酔剤の効力持続時間の延長
- 通常、成人鼻腔内には、1回2〜4滴を1日数回、咽頭・喉頭には1回1〜2mLを1日数回塗布又は噴霧する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
局所麻酔剤への添加には、局所麻酔剤1mLあたり0.05%液2〜4滴の割合で添加する。
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- 冠動脈疾患のある患者〔冠動脈疾患を悪化させるおそれがある。〕
- 高血圧症の患者〔血圧が上昇するおそれがある。〕
- 甲状腺機能亢進症の患者〔本剤に対する感受性が高まるおそれがある。〕
- 糖尿病の患者〔血糖値が上昇するおそれがある。〕
- 交感神経作用薬による不眠、めまい等の既往のある患者〔本剤の作用が強くあらわれるおそれがある。〕
薬効薬理
- ナファゾリンは血管平滑筋のα-アドレナリン受容体に直接作用して血管を収縮させる。2)
- アドレナリンより強い末梢血管収縮作用を有し、作用持続時間も長い (ウサギ耳殻血管)。3)
- 鼻閉塞を訴えるアレルギー性鼻炎の患者に0.1%ナファゾリン硝酸塩を投与した場合、作用発現は投与直後から15分以内に認められ3〜4時間持続する。4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ナファゾリン硝酸塩 (Naphazoline Nitrate)
化学名
- 2-(Naphthalen-1-ylmethyl)-4,5-dihydro-1H -imidazole mononitrate
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、水にやや溶けにくく、無水酢酸に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
コンドロイチン硫酸、デキサメタゾン、ナファゾリン
[★]
- 英
- naphazoline hydrochloride
- 関
- ナファゾリン、硝酸ナファゾリン
[★]
ナファゾリン。naphazoline nitrate
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3