換気血流不均等
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Japanese Journal
- 経皮的心肺補助装置(PCPS)における終末呼気二酸化炭素分圧(EtCo2)のモニタリングが肺動脈血流量の指標となった1例
- 飯ヶ濵 実,久保田 早苗,原山 三千代,片岡 秀樹
- 信州大学医学部附属病院看護研究集録 36(1), 110-112, 2008-03-00
- 心機能の改善により、換気-血流比不均等分布の是正が図られ、EtCO2値が上昇するという傾向が本研究でも認められた。この研究結果により、EtC02は継続的に監視することによって、心機能の改善・PCPSポンプ流量の調節への指標となり、EtCO2モニタリングによる経時記録・看護観察ポイントは、PCPS導入中の患者に対して侵襲的な検査件数を減らし、非侵襲的に循環-呼吸をアセスメント・評価できる
- NAID 120003894626
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- 呼吸器疾患における低酸素血症の原因の多くは、換気-血流比の不均等分布によるAaDO 2 の増大にある。 V A /Q c >0.8 肺胞死腔 (換気が血流に比べて多く、余分な換気は無駄となる) V A /Q c <0.8 シ ャ ン ト (換気 が血流 ...
- 9)換気血流比を説明せよ。 ・換気血流比はガス変換の機能(効率)をみる指標である。 ・換気や血流は肺全体の機能を指すものである。 しかし3×10 8 個もの肺胞の換気や血流は部位によって異なりけっして均等ではない。
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- 58歳の女性。頭重感を主訴に来院した。 10年前から時々洗顔時に鼻出血をきたすことがあったが、そのままにしていた。 3か月前からふらつきを自覚するようになった。 1週前から頭重感を自覚し、次第に増悪してきたため受診した。 32歳時に喀血したことがある。父と弟も、若年のころから鼻出血を繰り返していたという。
- 意識は清明。身長156cm、体重55kg。体温36.6℃。脈拍92/分、整。血圧108/80mmHg。呼吸数14/分。 SpO2 92 %(roomair)。眼瞼結膜に貧血を認めない。舌尖に小出血斑の点在を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。
- 神経学的所見に異常を認めない。血液所見:赤血球498万、 Hb14.9g/dl、 Ht42%、白血球5,200(桿状核好中球10%、分葉核好中球42%、好酸球2%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球39%)、血小板22万、 PT115%(基準80-120)。 CRP0.2mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、 room air) : pH7.42、 PaCO2 32Torr、 PaO2 62Torr、HCO3" 20mEq/l。心電図に異常を認めない。胸部エックス線写真で両側肺野に異常陰影を認める。胸部単純CT(別冊No. 10)を別に示す。
- この疾患の主な病態として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A031]←[国試_106]→[106A033]
[★]
- 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
- 39歳の男性。眠気と労作時の息切れとを主訴に来院した。
- 現病歴:半年前から昼間の過度の眠気を自覚していた。2か月前から夜間のいびきがひどくなり呼吸が止まっていることがあると家族から注意されることが多くなった。2週前から労作時の息切れを自覚するため受診した。
- 既往歴:37歳時に自転車事故による左大腿骨骨折。
- 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:父親が脳梗塞。
- 現症:意識は清明。身長 165cm、体重 105kg。体温 36.4℃。脈拍 84/分。血圧 160/100mmHg。呼吸数 16/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 503万、Hb 15.1g/dL、Ht 44%、白血球 9,200、血小板 23万。CRP 0.2mg/dL。動脈血ガス分析(room air):pH 7.32、PaCO2 72Torr、PaO2 50Torr、HCO3- 36mEq/L。
- この患者の低酸素血症の原因について正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109H037]←[国試_109]→[[[ ]]]
[★]
- 英
- ventilation-perfusion mismatch, ventilation-perfusion ratio inequality, ventilation/perfusion mismatch V/Q mismatch
- 同
- 換気血流ミスマッチ、換気血流比不均等、換気血流不一致
- 関
- 換気血流比、肺血流シンチグラフィ
- 血流(Q)に対する肺胞換気(VA)の割合(VA/Q)が、何らかの病的状態によって不均等になっていること。
[★]
- 英
- ventilation perfusion ratio, ventilation-perfusion ratio
- 同
- 換気-血流比、v/q比、V/Q
- 関
- 換気血流不均等
- 肺胞の換気量(VA)と肺血流量(Q)の比 → VA/Q
- 肺の上部ほど肺胞の換気量(VA)は小さく、下部は大きい。
- 肺の上部ほど肺血流量(Q)は小さいく、下部では大きいが、その度合いはは肺胞の換気量より大きい。
- このため、肺上部のVA/Q > 肺下部のVA/Q となる (SP.648)
- VA/Q = 0 :シャント:換気のない肺胞に血流が流れるということ。
- VA/Q = ∞ :肺胞死腔:血流のない肺胞が換気されるということ。
[★]
- 英
- ventilation
- 関
換気(環境)
換気(肺)
肺の換気の分布(SPU. 21-22)
- 吸気は各肺胞に均等に分布しない。胸腔内圧は肺の上部ほどより陰圧となるために、肺尖部の肺胞および気道の径は常に肺底部より大きくなる。このため、肺尖部の方が換気が良好であり、肺胞内酸素分圧が高い。
[★]
- 英
- unequal、uneven、unequally、unevenly
- 関
- 不等
[★]
- 英
- blood flow
- 関
- 血液
[★]
- 英
- evenly
- 関
- 規則的