後縦靭帯骨化症
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/08/27 23:44:02」(JST)
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後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう、ossification of posterior longitudinal ligament (OPLL))とは、後縦靭帯が骨化する疾患。
脊椎椎体後面を上下に走る後縦靱帯の骨化により、脊髄の通り道である脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて知覚障害や運動障害が症状として現れる[1]。
疫学
50歳以上の男性で好発し(男女比2:1)、糖尿病患者や肥満症患者での発生頻度が高い[1]。 症状の進行が年単位の長い経過をたどり、悪化せずにすむこともある。靱帯が骨化する原因は不明である。
合併症
脚注
- ^ a b c 骨・関節系疾患調査研究班 (2010年2月7日). “後縦靭帯骨化症(OPLL)(公費対象)”. 難病情報センター. 2011年5月17日閲覧。
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Japanese Journal
- 症例報告 黄色靱帯骨化症および後縦靱帯骨化症により著しい脊髄性運動失調を呈した1症例
- 頚椎後縦靱帯骨化症診療ガイドライン (シンポジウム 脊椎診療ガイドライン : 特徴と導入効果)
- 症例報告 再手術を要した後縦靱帯骨化症を伴った頚椎脱臼骨折の1例
Related Links
- この病気は公費負担の対象疾患です。公費負担の対象となるには認定基準があります。 認定基準 臨床調査個人票 臨床調査個人票 1. 後縦靭帯骨化症(OPLL)とは 後縦靭帯骨化症とは、脊椎椎体の後縁を上下に連結し、脊柱を縦走 ...
- 診断 頚椎に多い後縦靭帯骨化症は通常のX線(レントゲン)検査で見つけることができますが、胸椎に多い黄色靭帯骨化症は通常のX線検査では診断が困難なことが多いです。 通常のX線検査で診断が困難なときは、CT(コンピューター ...
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- 78歳の女性。発熱と頸部痛を主訴に来院した。4週間前に39.0℃の発熱、右足関節部に腫脹、疼痛が出現した。数日で右足関節部の症状は改善し、解熱した。5日前から再び発熱し、頸部痛が出現したため受診した。体温 38.4℃。脈拍 104/分、整。血圧 134/74mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 97%(room air)。頸部は疼痛による可動域制限がある。四肢関節に腫脹、圧痛を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。圧痛を認めない。尿所見に異常を認めない。赤沈 110mm/1時間。血液所見:赤血球 385万、Hb 10.8g/dL、Ht 40%、白血球 9,800(好中球 82%、単球 6%、リンパ球 12%)、血小板 52万。血液生化学所見:総蛋白 6.3g/dL、アルブミン 3.0g/dL、総ビリルビン 0.8mg/dL、AST 12U/L、ALT 14U/L、LD 264U/L(基準 176~353)、尿素窒素 19mg/dL、クレアチニン 0.5mg/dL。CRP 18mg/dL。脳脊髄液検査に異常を認めない。頸部CTの矢状断像および水平断像(別冊No. 14)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D039]←[国試_113]→[113D041]
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- 9歳の女児。歩行時の下肢痛を主訴に母親に連れられて来院した。1か月前から歩行時に両大腿から股関節部に疼痛があるため受診した。Down症候群がある。股関節の変形障害に対し手術予定となった。術前検査として撮影した頸椎エックス線写真(別冊No. 21A、B、C)を別に示す。
- 所見として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D042]←[国試_109]→[109D044]
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頚椎後縦靭帯骨化症
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- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- ossification
- 関
- 骨形成