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Japanese Journal
- 胆管と交通を有し, 経皮的嚢胞ドレナージと内視鏡的経鼻胆管ドレナージ併用により治療した単純性肝嚢胞の1例
- 川崎 公男,生田 耕三,小山 貴弘,北見 真帆,石津 祥子,野本 大介,梅田 誠,松村 毅,齋田 宏,木村 利幸
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 52(7), 1714-1719, 2010-07-20
- 症例は64歳女性.単純性肝嚢胞の増大のため経皮的ドレナージを施行したが,多量の胆汁流出が持続した.塩酸ミノサイクリン注入を行うが効果なく,手術も考慮した.ERCPにより肝内胆管と嚢胞の交通を認め,ENBD施行にて経皮ドレーンからの胆汁流出は著明に減少した.続いて前回同様にミノサイクリン注入を行い,嚢胞は縮小し治癒しえた.本法は胆管交通性肝嚢胞に対して手術前に考慮すべき有効な治療法と考えられる.
- NAID 10026910734
- 症例 内視鏡的経鼻胆管ドレナージチューブを用いたドレナージ後に待機手術を施行した十二指腸憩室穿孔の1例
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- 1) 内視鏡的経鼻胆道ドレナージ 長いチューブの先端を流れが悪い所の奥に留置し、もう一方の端は内視鏡を抜きながら口まで届くように留置します。そのままでは不便なので鼻に通しなおします。チューブを通して胆管の中を洗う ...
- ないしきょうてきけいびたんどうどれなーじ。 ENBD(Endo scopic Nasobiliary Drainage)。 鼻から胆道にかけてドレナージ チューブを挿入し、胆汁を体外に排泄させる方法。総胆管結石による胆管炎や閉塞性黄疸の治療として行われる。
- ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影) 胆汁の通路である胆管や胆嚢、そして膵臓は、身体の深いところに位置し、通常の胃カメラでは、届かないところにあります。 本来、胆管は1cm 未満、膵管は2mm ほどの細い管です。 これらの場所に ...
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★リンクテーブル★
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- 74歳の男性。黄症と灰白色便とを主訴に来院した。意識は清明。身長167cm、体重56kg。体温37.6℃。脈拍80/分、整。血圧124/68mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。上腹部に軽度の圧痛を認めるが、反跳痛や筋性防御を認めない。肝・脾を触知しない。腫瘍を触知しない。血液所見:赤血球 410万、Hb 12.8g/dl、Ht 37% 白血球 10,700、血小板 21万。血液生化学所見:総蛋白 6.7g/dl、アルブミン 2.8g/dl、総ビリルビン 14.2mg/dl、直接ビリルビン 10.0mg/dl、AST 125IU/l、ALT 278IU/l、ALP 1,24OIU/l(基準115-359)、γ-GTP 1,440IU/l(基準8-50)、アミラーゼ 125IU/l(基準37-160)。免疫学所見: CRP 0.2mg/dl、CEA 15.3ng/ml(基準5以下)、CA19-9 15,380 U/ml(基準37以下)。内視鏡的逆行性胆管膵管造影写真(ERCP)(別冊No.13)を別に示す。
- 処理としてまず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A030]←[国試_104]→[104A032]
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- 英
- bile duct (Z), biliary tract
- 同
- 胆汁路
- 関
- 肝内胆管、肝外胆管
胆管径
- 腹部超音波テキスト 第1版 p.169
- 胆摘後では肝外胆管が10mm以上になりうる
- 加齢によって太くなる
- 胆嚢炎:8.7±1.7
- 胆石:11±3.3
- 胆嚢切除後:9.5±2.6
- 膵炎:9.8±2.2
- 膵癌:14.0±2.8
- リンパ腫:9.5±2.6
- 十二指腸疾患(十二指腸炎、十二指腸潰瘍、十二指腸瘢痕):8.4±1.0
[★]
- 英
- duct、tube、canal、pipe
- ラ
- ductus、vas、meatus
- 関
- 水路、チューブ、導管、道管、卵管、道
[★]
- 英
- endoscope
- 同
- エンドスコープ
- 関
- 小腸内視鏡、大腸内視鏡、電子内視鏡
[★]
- 英
- endoscopic、endoscopically
- 関
- 内視鏡検査、内視鏡下
[★]
- 英
- drainage
- 同
- 誘導法、排液法、排膿法