- 英
- dexamethasone sodium phosphate
- 関
- デキサメタゾン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 温熱刺激によるステロイド性筋萎縮の進行抑制効果のメカニズムの検討
- P2-27-3 化学療法前投薬でもアナフィラキシーは起こりうる : 塩酸ラニチジン(ザンタック),リン酸デキサメタゾンナトリウム(デカドロン)によってアナフィラキシーショックを呈した3症例(Group129 婦人科悪性腫瘍・症例3,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
Related Links
- (注2)リン酸デキサメタゾンナトリウム注射液を静注した際に、発現したとの報告がある 高齢者への投与:慎重に投与する 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると ...
- リン酸デキサメタゾンナトリウム(Dexamethasone sodium phosphate)の検索ならお薬検索QLife(キューライフ)。お医者さんが処方する処方薬と、薬局で買える市販薬(OTC)、の効果と副作用、写真、添付文書、保管方法等を掲載。商品名 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ソルコート静注液100mg
組成
有効成分
含量 (デキサメタゾンとして)
容量
添加物
- クエン酸水和物 100mg
ベンゼトニウム塩化物 0.5mg
pH調整剤 適量
禁忌
効能または効果
- 出血性ショック、外傷性ショックにおける救急、または術中・術後のショック
- 症状、症例により異なるが、1日1回または数回、1回量体重1kgあたりデキサメタゾンとして0.5〜4mgを緩徐に静注する。
慎重投与
- 感染症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある。]
- 骨粗鬆症の患者[骨形成抑制作用およびカルシウム代謝の障害を起こすことにより、骨粗鬆症が増悪するおそれがある。]
- 腎不全の患者[症状が増悪するおそれがある。]
- 甲状腺機能低下のある患者[血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい。]
- 肝硬変の患者[慢性肝疾患患者では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい。]
- 脂肪肝の患者[脂質代謝に影響し、脂肪肝が増悪するおそれがある。]
- 脂肪塞栓症の患者[脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪するおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者[使用当初、一時症状が増悪することがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様反応(頻度不明)
- 失神、意識喪失、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等の症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。
誘発感染症、感染症の増悪(頻度不明)
- 誘発感染症、感染症の増悪があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
続発性副腎皮質機能不全、糖尿病(頻度不明)
消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎(頻度不明)
精神変調、うつ状態、けいれん(頻度不明)
骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー、脊椎圧迫骨折、長骨の病的骨折(頻度不明)
緑内障、後嚢白内障(頻度不明)
- 連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障をきたすことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
血栓塞栓症(頻度不明)
喘息発作(頻度不明)
- 気管支喘息患者で副腎皮質ホルモン剤の投与により喘息発作を増悪させたとの報告があるので、十分注意すること。
薬効薬理
薬理1)〜7)
- ショックに対する副腎皮質ホルモン剤の大量投与による抗ショック作用機序としては心拍出量の増加、末梢血管抵抗の減少、心筋収縮力の増強、微小循環の改善、ライソゾーム膜の安定化等があげられている。
デキサメタゾンリン酸エステルナトリウムの大量投与はエンドトキシンショックを起こしたマウス、ラット、イヌ等および出血性ショックを起こしたラット、イヌ等の循環動態を改善し、生存率を向上させることが認められている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
(Dexamethasone Sodium Phosphate)
化学名
- 16α-methyl-9α-fluoroprednisolone 21-phosphate disodium salt
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはないかまたはわずかにエタノール臭がある。
水に溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、1,4-ジオキサン、ジエチルエーテル、ジクロロメタンまたはクロロホルムにほとんど溶けない。
吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- dexamethasone、dexamethasone acetate、dexamethasone beloxil、dexamethasone metasulfobenzoate sodium、dexamethasone palmitate、dexamethasone propionate、dexamethasone valerate
[★]
- 英
- sodium, natrium, Na
- 関
- Na+
血液(血清)中のナトリウム (臨床検査法提要第32版)
尿中のナトリウム
- <20 mEq/l (正常と判断できる範囲)
- >40 mEq/l (腎性腎不全を示唆)
尿Na,Kと血清Naによる血清Naの予測
- 経口摂取と輸液による自由水の摂取がなければ
- 尿([Na+]+[K+]) < 血清[Na+] → 血清[Na+]上昇
- 尿([Na+]+[K+]) = 血清[Na+] → 血清[Na+]普遍
- 尿([Na+]+[K+]) > 血清[Na+] → 血清[Na+]低下
食品中の食塩量
- ほとんどの製品ラベルに記載されている、ナトリウム[g]はそのまま食塩量[g]と考えることができないので、指導する債には注意を促す。
- 分子量から考えるとNa(23), Cl(35.5)なので、ナトリウムx[g]は食塩 x /23 * (23 + 35.5)、つまり2.54 * x [g]となる。
- 例えば、小生が常食している某社のインスタントラーメンにはナトリウム2[g]との記載があるが、これは5.08gの食塩が含まれているということになる。もちろんスープは全部飲む。1日3袋食べたことがあるのだが、、、
臨床関連
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- thorium、Th
- 関
- トロトラスト、232Th
概念
- 参考1
- 原子番号:90
- 元素記号:Th
- アクチノイド元素の一つ
- 銀白色の金属。
- 安定同位体は存在しない。
- 北欧神話の軍神または雷神トールにちなんで名づけられた。
同位体
- 参考1
同位体
|
NA
|
半減期
|
DM
|
DE (MeV)
|
DP
|
228Th
|
trace
|
1.9116 y
|
α
|
5.52
|
224Ra
|
229Th
|
syn
|
7340 y
|
α
|
5.168
|
225Ra
|
230Th
|
trace
|
75380 y
|
α
|
4.77
|
226Ra
|
231Th
|
trace
|
25.5 h
|
β
|
0.39
|
231Pa
|
232Th
|
100 %
|
1.405 × 1010 y
|
α
|
4.083
|
228Ra
|
234Th
|
trace
|
24.1 d
|
β
|
0.27
|
234Pa
|
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- phosphoric acid
- 関
- PO4
- pKa1=2.12
- pKa2=7.21
- pKa3=12.67