イソニアジド
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ネオイスコチン原末
組成
有効成分
禁忌
- 重篤な肝障害のある患者[肝障害が悪化するおそれがある。]
効能または効果
適応菌種
適応症
- 通常成人は、イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム水和物として1日量0.4〜1.0g(8〜20mg/kg)〈4〜10錠〉を1〜3回に分けて毎日又は週2日経口投与する。必要な場合には、1日量1.5g〈15錠〉まで増量してもよい。
年齢、症状により適宜増減する。
なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。
慎重投与
- 肝障害又はその既往歴、あるいはその疑いのある患者[肝障害が悪化又は再発するおそれがある。]
- 腎障害又はその疑いのある患者[本剤の血中濃度が上昇し、末梢神経炎等の副作用が生じやすくなる。]
- 精神障害の既往歴のある患者[精神障害が再発するおそれがある。]
- アルコール中毒の患者[肝障害、精神障害があらわれるおそれがある。]
- てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こすことがあるので、やむを得ず投与する必要がある場合には観察を十分に行うこと。]
- 薬物過敏症の患者
- 血液障害、出血傾向のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
劇症肝炎等の重篤な肝障害
頻度不明注1)
痙攣
頻度不明注1)
視神経炎、視神経萎縮
頻度不明注1)
(処置方法:ビタミンB6投与等)
末梢神経炎
頻度不明注1)
- (症状:四肢の異常感覚、しびれ感、知覚障害、腱反射低下、筋力低下、筋萎縮等)
(処置方法:ビタミンB6投与等)
薬効薬理
- ネオイスコチンは、イソニアジド(INH)のメタンスルホン酸誘導体で、INHより毒性の低い抗結核薬である。
抗菌力5,6)
- ヒト型結核菌H37Rv株に対する最小発育阻止濃度(MIC)は、0.1μg/mL(10%血清加Kirchner培地で測定)で、INHと同等の抗菌力を示す。
また、マウス実験的結核症(H37Rv株)に対して、同量投与の場合、本剤はINHとほぼ同等の治療効果を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム水和物
Isoniazid Sodium Methanesulfonate Hydrate(Sodium Methaniazide)
略名
化学名
- sodium(2-isonicotinoylhydrazino)methanesulfonate hydrate
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶、粒又は結晶性の粉末で、においはない。水に溶けやすく、エタノールに極めて溶けにくく、エーテルにほとんど溶けない。また、水溶液(1→20)のpHは、6.0〜7.0である。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- isoniazid INH
- 同
- イソニコチン酸ヒドラジド isonicotinic acid hydrazide INAH
- 商
- イスコチン、ヒドラ、ネオイスコチン
- 関
- 抗結核薬、結核、イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム、ビタミンB6、ビタミンB6欠乏症
- 抗結核剤
概念
作用機序
- 結核菌の細胞壁を構成するミコール酸の生合成を阻害。
副作用
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6222001F3037_2_03/6222001F3037_2_03?view=body
参考
- 1. Isoniazid hepatotoxicity - uptodate [1]
[★]
抗結核薬
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